不戦の誓い壊す歴史的暴挙 集団的自衛権容認を閣議決定 「海外で戦争する国」へ安倍内閣へ抗議次々 たたかいはこれから

安倍政権は1日夕、集団的自衛権行使を容認するための憲法解釈変更を閣議決定で強行しました。憲法9条の根本から破壊する歴史的暴挙に対し、この日、府内各地で抗議と撤回を求める緊急行動が繰り広げられ、「解釈変更だけで憲法を壊すな」「日本を戦争する国にするな」「たたかいはこれから」の声が町に響きました。(2、3面に関連記事)
共産党
日本共産党の辰巳孝太郎参院議員は大阪市内4カ所で街頭に立ち、「満身の怒りを持って抗議する。しかしまだ法整備が必要だ。たたかいはこれからだ」と訴えました。
新婦人
新婦人府本部が1日午前、京橋駅で行った緊急宣伝には30人が参加し、「集団的自衛権が容認され、イラク戦争のような事態になれば、自衛隊が殺し、殺される国になってしまう」「政府の解釈変更で憲法を壊す進め方は許せない」とリレートークで訴えました。
憲法会議
大阪憲法会議・共同センターが1日夕、JR天王寺駅前で行った宣伝は150人が参加。大阪労連、新婦人、自由法曹団、大阪安保、日本共産党など各団体の代表や宗教者らが次々にマイクを握り「日本を戦争する国にしてはいけない」「戦場に送ることがあってはいけない」と訴え。
宣伝途中に政府が閣議決定を強行したという報を受け、「撤回を求め、引き続きたたかおう」と訴えました。
通りがかった高校1年の男子生徒は、「昔日本が起こしたことと同じことをしようとしている。戦争は嫌」と話していました。
行動に参加した池長秀吉さん(82)=大阪市阿倍野区在住=は、「子どものころ空襲に遭わないように必死に逃げた。こんな大事なことを与党だけで決めるなんて許されへん。公明党は『平和の党』の看板をおろすべき」と語っていました。
(2014年7月6日付「大阪民主新報」より)

投稿者 jcposaka : 2014年07月06日
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