（　　　　　）のみなさん、（こんにちは）、日本共産党です。
　兵庫、京都、広島に続き大阪でも豪雨による災害が相次いでいます。被害にあわれた皆さんに心からお見舞い申し上げます。日本共産党は、国と地方自治体に危険箇所などを総点検し、本格的な対策を強めるよう求めています。また、被災者支援と復興のため、支援募金と現地へのボランティアにとりくんでいます。みなさんのご協力をよびかけます。
　さて、安倍首相は、自民党の役員人事と内閣改造をおこない、第２次安倍改造内閣がスタートしました。消費税１０％増税、集団的自衛権行使、原発推進など、これまでの安倍内閣の暴走をさらに加速させるメンバーがズラリと並びました。
　日本共産党は、安倍政権の暴走にストップを掲げ、これまで以上に奮闘します。
　さて、発足した内閣は「経済最優先で、元気で豊かな地方の創生」を掲げ、町中に「まっすぐ景気回復、実感をその手に」との自民党ポスターをはりだしています。しかし、みなさんの暮らしむきはどうですか？。
「増税で社会保障は充実する」と４月から増税しましたが、私たちの社会保障の負担は増え政府の発表では、国内総生産の６割を占める個人消費が、１７年前の消費税増税の時をこえ、なんと過去２０年間で最大の落ち込みという深刻な事態です。ノーベル経済学賞を受賞した、クルーグマン氏も「日本経済は、消費税１０％で完全に終わります」と警告しています。
日本共産党は国民の暮らしと経済を立て直すため、消費税の１０％増税にきっぱり反対し、消費税に頼らない経済再建策を提案しています。１円も税金を納めていなかったトヨタをはじめ、史上空前の儲けを上げている大企業や、株取り引きで大もうけしている富裕層に、当然の負担を求めます。
大企業の内部留保を１％使うだけで、月平均１万円の賃上げ、昨年１年で新しく増えた２０兆円の内部留保を使うだけでも大幅な賃上げが可能です。国民や働く皆さんがつくった利益を国民に還元し、暮らしと経済を立て直しましょう。

（　　　　）のみなさん
大阪では、橋下維新の会が、「大阪都」ができれば全てよくなると、「法定協議会」を独裁的なやり方で乗っ取るなど暴走を続けています。
維新の会がめざす大阪都とは、敬老パス廃止、コミュニティバスの廃止・縮小、幼稚園民営化、特別支援学校の大阪府への丸投げなど、大阪市ですすめている暮らし破壊を大阪中に広げようというものです。また、公募による民間人校長や区長が、セクハラやパワハラなど次々問題を起こしていますが、維新流のやり方ではこうした事態が大阪中に広がります。
議会論戦を通じて、「大阪都」の問題がハッキリしてきました。住民が納めた税金を、万博の開催、なにわ筋線の建設など無駄な公共事業やカジノ誘致などにつぎ込むこむとんでもない計画です。また、大阪都になれば特別区の庁舎建設など、これまで以上に税金を使い、住民サービスが切り捨てられることは明らかです。
こんなひどい大阪都や維新流のやり方に、堺や岸和田の市長さん、商店街の役員さんや教育関係者など、大阪中で維新政治を許さない共同と運動が広がっています。日本共産党は、多くの府民のみなさんを力をあわせ、維新政治を終わらせ、くらし応援、大阪経済の再生、子育て教育の充実めざし、全力で頑張ります。

　最後になりましたが、日本共産党の事が良く分かる、「しんぶん赤旗」と「大阪民主新報」」の購読をお願いし訴えとさせていただきます。