2014年10月19日
東中さんの遺志受け継いで
お別れ会に各界から500人
8月7日、亡くなった日本共産党の元衆院議員、弁護士の東中光雄さんのお別れ会が11日、大阪市内で行われました。大阪の各界代表37人からなる実行委員会が開いたもので、国会議員、OB、弁護士、裁判や運動で共にたたかった人、労組、民主団体代表、10回の当選を支えた地元党後援会、支持者ら約500人が参列しました。
実行委員長の石川元也弁護士は、特攻隊長として終戦を迎えた東中さんが、弁護士、国会議員として民主的弁護士運動や民衆のたたかい、国会議員団の先頭に立ち活動したことを振り返り、「憲法9条を守り抜き、国民の戦線を大きく強め、戦争する国には決してしないことを霊前に誓います」と述べました。
赤松広隆衆院副議長が弔詞を読み上げ、ゆかりの人々が別れの言葉を述べました。
日本共産党を代表して山下芳生党書記局長・参院議員が「憲法の平和的民主的原則の擁護こそ政治的信念」との東中さんの言葉を紹介、遺志を受け継ぐ決意を述べました。
弁護士、国会議員として共に活動した元参院議員の橋本敦さん、東中さんが国会で追及した電電公社職業病問題でたたかった元大阪電々健康を守る会会長の荒木宏子さん、納税者の権利擁護運動などを共にたたかった都島民商会長の青山信一さん、関西合同法律事務所の後輩、寺沢勝子弁護士も思い出を語りました。
遺族を代表して長女の植木佐智子さんが謝辞を述べました。
日本共産党の不破哲三元議長、伊吹文明衆院議長、篠原義仁自由法曹団団長の弔辞が読み上げられました。
市田忠義党副委員長、穀田恵二、佐々木憲昭、宮本岳志の各衆院議員、仁比聡平、辰巳孝太郎両参院議員、森喜朗元首相、自民党の逢沢一郎衆議院議院運営委員長らも参列しました。