2020年08月22日
大阪市議会
「力合わせ市民の声届ける」
日本共産党と市民第一 臨時議会で統一会派
日本共産党大阪市議団(4人)の山中智子団長と、市民とつながる・くらしが第一大阪市議団(2人)の武直樹代表が6日、大阪市役所内で記者会見し、「特別区設置協定書案」の承認の是非が問われる臨時議会に、統一会派(6人)として臨むと発表しました(2面に統一会派結成についての声明全文を掲載)。統一会派は「日本共産党・市民とつながる・くらしが第一大阪市議団(略称=共産・市民)」で、代表は武氏、幹事長は山中氏です。
記者会見で山中氏は、新型コロナの感染が広がる中、対策に大阪市の持てる力を使わなければならない時に、住民投票を強行しようとしていると厳しく批判。「大阪市をなくしてはいけない、こんな時に住民投票は許せないという点で完全に一致している。心から力を合わせ、市民の声を届けるために全力を尽くす」と決意を語りました。
武氏も、コロナ禍の中で住民投票に進むのは市民不在であり、暮らしと現場の声を無視した暴挙だと強調。「市民の声に応え、住民自治を守るために何ができるかということで、一致してやっていこうとなった」と語りました。
市議会運営委員会要綱は5人以上の会派を「交渉会派」とし、5人未満の少数会派は「非交渉会派」として代表質問を認めず、臨時議会でも「協定書案」についての代表質疑を交渉会派に限る方向でした。両議員団は、大阪市の存廃がかかった重大な議会であり、少数会派にも代表質疑を認めるよう求めてきましたが、維新・公明が反対し、認められませんでした。
24日に代表質疑
24日(月)午後2時開会の本会議で、共産・市民から山中氏が代表質疑に立ちます。公明党の質疑に続き2番目で、午後3時半ごろからの予定。大阪市議会ホームページからインターネット中継が視聴できます。
(大阪民主新報、2020年8月23日号より)