2020年09月07日
和泉市議選6日告示・13日投票
命と暮らし最優先の市政に
日本共産党2候補が全力
和泉市議選(13日投開票)が6日に告示されます。コロナ禍で日本共産党は、さおとめ実(70)、原しげき(67)=共に現職=の2氏が「命と暮らし最優先の市政に」と全力を挙げています。
定数24に現職22人を含む26~27人が立候補を予定。自民党は前回0だった公認候補を2人、推薦を3人、維新は現有3議席に対し5人の候補者を立てます。
コロナ禍の3月議会で、日本共産党市議団は、辻宏康市長に市独自の感染対策や生活応援策を求めました。学校へのスクールカウンセラー配置や災害時の感染症対策などを前に進めました。
学校での感染症対策で、少人数学級が注目されています。堺市や泉佐野市など府内にも独自に実施する自治体が多くあります。3月議会に35人以下学級実施を求める請願が、4千人を超える署名を添えて出されていました。しかし賛成は日本共産党と無所属議員の4人だけで不採択になりました。
日本共産党市議団は、これまで子ども医療費助成の対象を高校3年生まで拡充のめどをつけ、病児保育や妊婦検診の拡充などを実現してきました。学童保育の時間延長や駅前駐輪場の学生割引適用など、市民の願いを多く実現してきました。
一方、市は公立保育園・幼稚園の大幅削減を狙っています。「民間は公立に比べ市の負担が低い」などとし、今後、公立保育園9園を4園に統廃合する方針です。また学校給食の民営化も進めています。
日本共産党は保育園・幼稚園の統廃合・民営化反対▽学校給食は「自校・直営」で無償化を▽小中学校の少人数学級の実現▽PCR検査体制の拡充と高齢者への検査費用補助▽国民健康保険(国保)・介護保険料の引き下げ▽不要不急の開発事業見直し――などを掲げています。
(大阪民主新報、2020年9月6日号より)