2020年11月08日
輝け憲法!平和と命守れ
大阪総がかり集会でアピール
日本国憲法公布から74年の3日、大阪市阿倍野区内で、「輝け憲法!平和といのちと人権を」と大阪総がかり集会が開かれ、約300人が参加。集会後、繁華街で宣伝し、「9条改憲NO!」と市民にアピールしました。
開会あいさつで1000人委員会大阪共同代表の米田彰男さんは、反対多数の民意を示した「都」構想住民投票の結果は、菅政権による改憲阻止へ大きな意義を持つと指摘。市民と野党の共闘を広げ、憲法の生きる社会実現へ力を合わせようと呼び掛けました。
政党代表が登壇し、立憲民主党の尾辻かな子衆院議員、日本共産党の辰巳孝太郎前参院議員、社会民主党大阪府連の大椿裕子副代表があいさつ。れいわ新選組のメッセージが紹介されました。
枚方市原爆被害者の会の森容香さんは、来年1月発効の核兵器禁止条約について、被爆国日本が1日も早く批准してほしいと訴え。韓国市民社会団体連絡会議共同代表の金敬敏さん、沖縄のヘリ基地反対協議会の安次冨浩さんのスピーチが映像で紹介されました。
日本学術会議が優れた研究や学術業績に基づき推薦した会員候補105人のうち菅義偉首相が任命しなかった6人のうちの1人、立命館大学大学院法務研究科教授の松宮孝明氏が特別スピーチしました。日本学術会議法前文や条項を示し、「理由も示さず任命しないのは、明らかな法律違反で争いの余地はない」と強調。学問の自由を脅かすことは許されず、違法状態を一日も早く解消しなければならないと述べました。
(大阪民主新報、2020年11月8日号より)