2020年11月15日
市民の共同と良識で再否決
大阪革新懇 住民投票受け声明
大阪市廃止・解体の賛否を問う住民投票(1日投開票)で反対多数となり、大阪市の存続が決まったことを受け、進歩と革新をめざす大阪の会(大阪革新懇)の代表世話人会が5日、声明「市民の共同と良識が大阪市廃止を再び否決、住民の願いに応える政治実現へ」を発表しました。
声明では、広範な市民・団体の共同と市民の良識が、物量作戦を展開した維新の野望を再び打ち砕き、歴史的な逆転勝利を勝ち取ったと強調。大阪市廃止を再び阻止し、130年の歴史と文化、ものづくりの町を存続させたことは、大阪の前途に大きな希望をもたらすと共に、安倍政治を継承し、維新と連携して改憲を狙う菅政権に痛打を与えるものだと指摘しています。
今回の住民投票で「賛成」に投じた人も含め、「大阪市をよりよくしたい」という願いは共通だとした上で、「政令指定都市の権限と財源を生かして、新型コロナ対策をはじめ医療・防災・教育・文化・中小企業支援に力を注ぎ、誰もが安心して暮らせて、住民の願いに応える地方政治を実現させましょう」と呼び掛けています。
(大阪民主新報、2020年11月15日号より)