おおさかナウ

2021年01月10日

共闘勝利と共産躍進で政権交代を
ことしは「歴史的な勝負の年」
日本共産党 新年からダッシュ

 新型コロナの感染拡大が止まらず、国民の暮らしや経済の危機が深刻さを増す一方で、コロナ対策で無為無策を繰り返す菅政権に国民の怒りが広がる中、2021年の幕が開けました。日本共産党大阪府委員会は、年末年始にコロナで困っている人々のための緊急電話相談窓口を開設。ことし必ず行われる総選挙で、市民と野党の共闘の勝利と同党の躍進で政権交代を勝ち取ろうと、元日から府内各地で街頭宣伝や対話を続けています。

「特別期間」の成功必ず
柳氏があいさつ

日本共産党府委員会の党旗開きであいさつする柳府委員長(正面中央)=4日、大阪市天王寺区内

 4日行われた日本共産党の2021年党旗開きを受けて、同党府委員会も同日、大阪市天王寺区内で党旗開きを行い、柳利昭府委員長があいさつ。衆院近畿比例候補の宮本たけし前衆院議員(大阪5区重複)と西田さえ子氏も決意表明しました。
 柳氏は、2020年にコロナ危機の中で、大阪の日本共産党と民主団体が果たした役割はかけがえのないものだと指摘。第2次緊急アンケートには500件を超える切実な声が寄せられており、「コロナ危機とのたたかいは、あらゆる党活動の前提」と語りました。
 2021年は総選挙で新しい政権を目指す「歴史的な勝負の年」であり、市民と野党の共闘の勝利と、日本共産党の躍進の両方を必ず実現しようと力説。大阪でも着実に前進してきた野党の共闘を、野党連合政権を目指す「本気の共闘」へと発展させる決意だと述べました。
 柳氏は、そのためにも昨年12月の第2回中央委員会総会で決めた「総選挙躍進特別期間」(4月末まで)の成功が決定的だと強調。大阪での「100万対話」と50万人の後援会づくり、党員と「しんぶん赤旗」読者拡大の目標を、「支部が主役」でやり遂げようと呼び掛け。ことし着工する府委員会新事務所の建設運動の成功を提起しました。

ことしこそ新しい政治を
宮本・西田・辰巳氏が元日宣伝


大阪天満宮の初詣客らに訴える(左から)西田、宮本、辰巳の各氏=1日、大阪市北区内

 日本共産党大阪府委員会は1日、大阪天満宮に近い大阪市北区の天神橋筋2丁目商店街入口で恒例の新春宣伝を行いました。衆院近畿比例候補の宮本たけし前衆院議員(大阪5区重複)と西田さえ子氏、辰巳孝太郎前参院議員が訴えました。
 宮本氏は、「安倍さん以上に菅さんの政治はひどいと誰もが思い始めている。ことしこそ政治の流れを変えましょう。総選挙で菅政権を打倒し、野党連合政権をつくるため、日本共産党に力を与えて下さい」と語りました。
 西田氏は、「菅政権に政治のかじ取りを任せていては、経済も暮らしも破綻。ことしは勝負の年。総選挙で政権交代を実現し、日本の明るい未来を開くために全力で頑張る」と決意を語りました。
 辰巳氏は、「ケアに手厚い社会へ、市民と野党が力を合わせ、総選挙で政権交代を」と訴えました。
 初詣客は例年より大幅に減っていましたが、弁士には激励や「大阪では維新とたたかい抜いてほしい」などの声が寄せられました。

 

(大阪民主新報、2021年1月10日号より)

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