2021年01月24日
清水忠史の国会レポート
新型コロナに感染した1人として
昨年末に発症した新型コロナウイルス感染症から回復することができ、18日から始まった通常国会で元気に頑張っています。ご心配をいただいたみなさまに心からお礼申し上げます。
昨年暮れに高熱が出たため、保健所へ連絡しました。するとPCR検査を受けて結果が出るのに2週間かかると言われました。すぐに検査を受けることができないという大阪の実態を垣間見たのです。仕方なく、自ら受診した医療機関で抗原検査の結果「陽性」と判断されました。
入院治療を希望しましたが、保健所からは「病床がいっぱいで難しい」と言われ、やむなく大阪府の管理するホテルで隔離療養することになりました。ホテルでは常駐する看護師が電話で容態を確認してくれましたが、検温や症状は専用アプリで報告というシステムに驚きました。ホテル療養中も微熱や頭痛等の症状がありましたが、幸い次第に治まり、無事に自宅に戻ることができました。
私の場合は幸い軽症で済みましたが、新型コロナは基礎疾患のある人や高齢者がり患すると命にかかわる恐ろしい病気です。大阪でも全国でも、PCR検査の拡大が必要です。いつでも、誰でも、何度でも、無料で検査ができる体制をつくることが、無症状の人も含め、陽性者を早期に発見し、感染防止に役立つからです。
自ら感染したひとりとして、実経験もいかしながら、感染拡大を抑え込むための政策を訴えていきます。
今年は総選挙の年。「マスク、手洗い、政権交代」を合言葉にがんばります。(しみず・ただし 日本共産党衆院議員 毎月第4週に掲載)
(大阪民主新報、2021年1月24日号より)