2021年04月05日
山下よしきの徒然エッセイ
もう一花咲かせましょう
久しぶりの大阪。堺市中区の党支部が近所の方をお誘いして取り組んだ「集い」におじゃましました(3月27日)。
支部長さんのご自宅が会場で、私が到着した時はすでに何人かの方がこたつを囲み、TV画面にきれいに映った国会論戦を見ていました。「録画ですか?」とたずねると「ユーチューブです」と支部長さん。このやり方で志位委員長がメイン弁士のオンライン演説会(20日)も視聴したそうで、みなさん「近所やから楽やったよ」「こたつで緊張せずに聞けて良かった」など好評でした。
「志位委員長のお話はどうでしたか?」と感想を聞くと、「5つの提案を詳しく聞きたい。8時間働いたらふつうに暮らせるって、どうするの?」「原発ゼロってできるの?」などの質問が。一つひとつ説明すると「なるほど」とうなずいてくれ、最後は「共産党はええこと言うてんのに何で勝たれへんの?」の質問に。
私が、前回総選挙で、「共闘の時代」には「共産党だから入れる」という積極的支持者を増やす必要があること、なにより共闘勝利と党躍進の両方やるには党の力が小さすぎることが最大の教訓でしたとお話しすると、みなさん「ほんまやなあ」と納得。
そこでベテラン党員の方が「演説会の瀬戸内寂聴さんのメッセージもよかった。寂聴さんに比べたら私らまだ若い。一緒にもう一花咲かせましょう」と明るく入党のお誘い。
お二人の方がその場で入党申込書にサインしてくれました。うれしい!(やました・よしき 日本共産党参院議員 毎月第1週に掲載)
(大阪民主新報、2021年4月4日号より)