おおさかナウ

2021年04月19日

希望ある政治へ共闘広げよう
大阪革新懇が代表世話人会

 

 進歩と革新をめざす大阪の会(大阪革新懇)が10日、大阪市北区内で2021年度の第2回代表世話人会を開きました=写真。大阪での新型コロナの感染拡大問題や、総選挙での政権交代に向けた市民と野党の共闘の前進などについて意見交換。4月25日投開票の参院長野選挙区補選、参院広島選挙区再選挙、衆院北海道2区補選での野党統一候補の勝利へ、全国革新懇の呼び掛けに応えて、必要な支援を行うことなどを確認しました。
 出席者からは「きょうは日本で女性が初めて参政権を行使してから75周年の日。国連女性差別撤廃条約選択議定書の早期批准を求める意見書が府議会や池田、吹田などの市議会で可決されるなど、変化が生まれている」「住民投票の民意を無視して『広域一元化条例』が可決されたが、広範な人々と手を組んで廃止・撤回を目指そう。革新懇も頑張る必要がある」などの発言がありました。
 日本共産党府委員会の駒井正男書記長は、新型コロナの感染急拡大を巡り、緊急事態宣言解除後にやるべき対策をやってこなかった菅政権と維新府政の責任は重大だと指摘しました。コロナ対策の遅れや「広域一元化条例」の強行を機に、維新政治について考える人が増えている中で、「府民の模索に応えて、語り合い、行動する革新懇の役割は大きい」と語りました。
 さらに菅政権発足から半年が過ぎ、コロナ対策での無策ぶりなどで政権担当能力のなさが際立っているとし、「25日投開票の補選・再選挙は、希望ある政治の流れを左右する重大な意義を持つ」と強調。大阪でも野党連合政権を目指す共闘を広げるため、革新懇の賛同団体が仲間づくりに力を入れ、政治を変える声を上げることに知恵を出そうと呼び掛けました。

(大阪民主新報、2021年4月18日号より)

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