2021年05月24日
清水忠史の国会レポート
日常の思いを短歌で詠みました
実は6年以上前から、親しい方の勧めで「新日本歌人」という短歌の雑誌を購読しています。毎月、たくさんの短歌が紹介されているのですが、自分には不向きだと考え、詠むことはありませんでした。ところが、この間、関西近県歌会が合同歌集を出すので、一首提供してほしいという依頼がありました。初めての試みで戸惑いましたが、先ずは肩ひじを張らず、自分の日常の思いを自然に5・7・5・7・7にまとめてみようと筆をとりました。
最初に思いついた歌は、「Zoomでは測りきれないその距離感鉄板ネタも出すのためらい」です。最近はコロナの影響で、演説会や集いが開催されず、インターネットを活用して政策を訴えることが多いのですが、画面の向こう側で聴いてくださっている方々の反応がどうも掴みにくく、自分の話が伝わっているのか、とっておきのネタ(漫才ではないのですが)がウケているのかどうか分からないことから思いついた歌です。
次に考えたのは「乾杯の泡が画面にほとばしるリモート飲みで再会喜び」です。
緊急事態宣言のもと、お互いに親しい人と会食ができずストレスが溜まっていることと思います。久しぶりに画面越しに合う友人に嬉しく思うのですが、やっぱり直接会わないと調子が出ません。そのためには、PCR検査でも、ワクチン接種でも、後手に回る菅政権や、大阪で医療崩壊をもたらした維新政治を転換するしかありません。最後に一首。「入院ができない理由憲法の詭弁許さず平和を守る」(しみず・ただし 日本共産党衆院議員 毎月第4週に掲載)
(大阪民主新報、2021年5月23日号より)