2021年06月12日
コロナ禍で臨時議会の適宜開催を
共産党府議団が正副議長に申し入れ
日本共産党府議団(石川たえ団長)は3日に府議会の鈴木憲議長と杉本太平副議長に対し、「議会の運営についての提案」を提出しました。新型コロナウイルスの感染状況に応じて、府の対策を議論・検証するために臨時議会などを適宜開くことなどを盛り込みました。
「提案」は、感染拡大から府民の命を守るとともに、繰り返す自粛と休業要請による府民生活と生業の未曾有の落ち込みを食い止める緊急かつ重大な責務が府と府議会にあると指摘。また暮らしと経済を向上させる施策を立案・推進し、多様な府民の意見を府政に反映させ、府政をチェックするという議会の役割を果たすために、議員の発言機会の保障や少数意見の尊重などが不可欠としています。
その上で、議会改革検討協議会に、複数の議員が所属する会派を正規の委員として加えることや、本会議での議案採決時に討論を全会派に認めること、議会運営委員会と政務調査委員会への少数会派のオブザーバー参加を認めることを提案しています。
(大阪民主新報、2021年6月13日号より)