おおさかナウ

2021年06月26日

7月4日投開票の東京都議選
群を抜く日本共産党都議団の役割
安心と希望の東京へ、重点選挙区22で必ず議席を
日本共産党大阪府委員会選挙宣伝部長 谷藤久

 7月4日投開票の東京都議選が熱いたたかいとなり、山場を迎えています。
 オリンピックより都民の命と暮らしを守る、希望ある東京をめざす日本共産党か、菅政権を支え小池知事と一緒になって都民の命と暮らしを粗末にする自民・公明・都ファ・維新か、対決構図は鮮明です。「ケアに手厚い東京に」「大企業のもうけ第一から福祉と暮らし第一の都政に」「ジェンダー平等すすめ、個人の尊厳を大切にする都政へ」という日本共産党のよびかけが、NHKの候補者アンケート項目の上位に並ぶなど、日本共産党の論戦が都議選の中心になっています。私が活動している江東区でも日本共産党とあぜ上三和子候補への強い期待がビンビン感じられます。
 江東区は、オリンピック会場が10カ所と都内最多で、オリンピック・パラリンピックに期待するという声の一方で、小中学生のオリパラ観戦の中止を求める新婦人の署名が短期間で3万筆を超え「変異ウイルスが広がる中での行事、こどもや保護者に理解できる説明を」との声や、「オリンピック中に救急搬送してもらえるのか」など、懸念や反対の声が広がっています。
 文京区では学校ごとの観戦スケジュールを掲載したわが党の宣伝物が、自民党陣営に大きな衝撃を与えています。追い詰められた自民党は、メディアを総動員し「命を守る。安全なTOKYO2020オリンピック・パラリンピック」と36ページのパンフレットを大量に配布し、巻き返しをはかっています。
 都立・公社病院の独法化も大きな争点です。周産期医療・感染対策で都立病院都内一と言われる墨東病院(ぼくとうびょういん)。地域住民からは「診療科から難病治療がなくなると困る」「ずっとお世話になった病院を守ってほしい」など共産党とあぜ上さんへの熱い期待が寄せられます。
 豊洲地域でのカジノ問題のビラは受け取りが良く、ビラに見入る姿も目立ちます、「カジノいやね、頑張って!」と激励も増えています。
 区議時代に女性区議として初めて出産・子育てで苦労したあぜ上さんの生き様に、若者から共感の声が寄せられています。都議団ジェンダー平等委員会責任者としての奮闘に期待も高まります。
 自民や公明は危機感を高め、メディアで「共産党は上位当選」の情報を大規模に垂れ流し、江東区で「あぜ上は2位」など、激しいあぜ上落としを展開しています。直前に立候補を表明した維新新人は、「オリンピックは今じゃない!」と野党ポーズであぜ上落としと総選挙での足場づくりを狙っています。維新に痛打を与えたい、そんな思いを強くしています。
 東京の未来と日本の未来がかかった歴史を前に動かす、そのまっただ中でたたかえる喜びと責任を感じ、必ず躍進をかちとり大阪での比例80万に続けたいと思います。(たにふじ・ひさし)

(大阪民主新報、2021年6月27日号より)

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