東京都議選7月4日投開票
〝都議選勝利は政権交代への突破口〟
すべてのつながりへ支持を広げよう
日本共産党大阪府委員会書記長 駒井正男
7月4日投開票で東京都議選が行われています。駒井正男日本共産党大阪府委員会書記長の訴えを紹介します。
東京都議選は大激戦のまま、7月4日の投票日を迎えます。告示後、都内のコロナの新規感染者が連続して増加し、大阪入りした五輪海外選手団にも陽性者が判明、事前合宿の相次ぐ中止も伝えられる中、東京都議選での「五輪より命を大切に」の日本共産党の訴えに共感が広がっています。一方で「もう反対しても開催されるのでは」との諦めもあり、「日本共産党の躍進で五輪は止められる、中止の意思を示そう」との訴えを広げることがますます重要となっています。
論戦では、日本共産党が訴えてきた争点が、選挙戦全体の争点となっています。都立・公社病院の独法化を中止し保健所の復活を、カジノや羽田新ルートなど「稼ぐ東京」でなく、国保料引き下げ・学校給食無償化など「福祉の心」を取り戻そう、「痴漢ゼロ」「都立高校の校則見直し」などジェンダー平等、個人の尊厳を大切に、そして米軍の無法やめさせ平和な東京を――日本共産党が訴える「4つのチェンジ」に、どこでも共感が広がっています。
今回の選挙戦では、政策でリードする日本共産党に対し、「共産党の〇〇さんは大丈夫」との口コミで票の切り崩しがかつてない規模で流されています。実際には「すべてが、当落線上の激しい接戦、もしくは当落線上に向けて激しく追い上げている」(「都議選必勝、全都・全国決起集会」)というのがリアルな現状です。政策抜きで共産党への支持を削り取ろうとする卑劣な攻撃をはね返し、日本共産党の躍進を勝ち取るためには、「全国は一つ」で最後まで一票一票しのぎを削り、対話・支持を広げていただくことがどうしても必要です。
未曾有のコロナ禍のもとで行われる今回の都議選は、国民の命と暮らしに直結する死活的意義をもつものです。「五輪より命優先の政治を」と訴える日本共産党の躍進は、五輪問題で理性の声を世界に発信する国際的意義も持ちます。そして、総選挙にむけたさまざまな逆流や妨害を乗りこえ、共闘を成功させ、野党連合政権をつくる最大の力、大阪比例80万票獲得し日本共産党躍進につなげる大きな意義をもつものとなります。
残された時間、ぜひあなたの東京都在住の知人・友人・ご家族にもれなく支持を訴えていただくことを、心からよびかけるものです。
(大阪民主新報、2021年7月4日号より)