政策・提言・声明

2015年04月29日

いっせい地方選挙後半戦の結果について

2015 年4月 27 日 日本共産党大阪府常任委員会

 いっせい地方選挙後半戦(4月26日投開票)では、市長選挙で日本共産党が推薦した泉佐野市の竹崎博一氏が善戦・健闘し、自主的支援した八尾市の田中誠太氏、吹田市の後藤圭二氏、寝屋川市の北川法夫氏が、それぞれ維新候補を打ち破り当選を果たし、高槻市で支援した浜田剛史氏が当選しました。

 17市・4町の地方議員選挙に日本共産党から77名が立候補し、12市・4町で全員当 選を果たしました。守口市、高槻市、枚方市で議席を増やし、吹田市、八尾市、大阪狭山市、忠岡町、熊取町、田尻町が第1党です。全体では70名の当選(前回72名・定数19削減)で議席占有率の前進(15.58%から15.80%)となりました。

 前半戦に続き、ご奮闘・ご支援いただいたみなさんに心からお礼を申し上げます。

 日本共産党は、安倍自公政権の「戦争立法」や消費税増税の暴走政治、憲法とくらしをこわす維新政治の暴走と草の根から対決し、住民に一番身近な自治体として、くらし福祉を守る政治への転換をよびかけました。候補者を先頭に「安倍政権の暴走ストップ、 維新政治の退場の2つの審判を。住民と力を合わせ身近な暮らしの願いを実現してきた日本共産党の勝利を」と、議員・候補の役割を最後まで訴え、共感と支持の輪を広げました。新たに選出された地方議員を先頭に、公約の実現に全力をあげていきます。

 大阪市を廃止し5特別区に分割する是非を問う住民投票(4月27日告示・5月17日 投票)が開始されています。大阪市をつぶし、くらしをこわす構想を許すのか、「オール大阪」、庶民の力でストップをかけ、新しい前途をひらくのか。「維新の会」と市民的共同の一騎打ちの激しいたたかいが展開されています。吹田市、八尾市、寝屋川市で、市民共同の力で維新政治を許さず、「大阪都構想」反対の声が示されたことは、たたかいの大きな力となるものです。「大阪は1つ」で、「住民投票では『反対』に一票を」の大運動を展開していきましょう。

 いっせい地方選挙の結果について、全国的な経験と教訓にも学びながら、政治論戦、 選挙活動、党の自力の問題など、実際の活動に即してさらに深めていきます。ただちに 党員、読者、後援会員を大きく増やす活動にとりくみ、新たな決意で中間選挙、参議院選挙・衆議院選挙での躍進に挑戦していきます。

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