おおさかナウ

2021年10月23日

政権交代・共産躍進で未来開く
衆院近畿比例・小選挙区の日本共産党候補が訴え

 

 衆院が解散された14日夕、日本共産党府委員会は大阪市中央区の難波・髙島屋前で緊急街頭演説を行いました。小池晃党書記局長と共に訴えた近畿比例候補と小選挙区候補の訴え(要旨)を紹介します。

野党の結束で与党を打ち破る
近畿比例(5区重複) 宮本たけし候補

 私は2年半前に野党共闘を進めるため自らバッジを外し、大阪12区補選をたたかいました。今回は立憲民主党との政権協力で合意し、候補者の一本化を進めてたたかう選挙。野党の結束した力で、与党を打ち破り、政権交代を実現しようではありませんか。
 私は大阪5区で、神社仏閣、天理教会、キリスト教会を回り、「日本共産党こそ信教の自由を最も大事にする党」と対話しています。日本共産党が伸びれば日本の政治は必ず変わり、自由と民主主義も充実します。日本共産党と一緒に野党共闘の勝利を勝ち取りましょう。

日本のどこにもカジノいらぬ
近畿比例(4区重複) 清水ただし候補

 この間、コロナ禍で自営業者の苦しみを直接聞き、持続化給付金、家賃支援給付金の制度創設と改善を国会で求めてきました。これらをもう一度届けたい。消費税は5%に減税、インボイス制度は中止、社会保険料は軽減するため、引き続き国会へ送って下さい。
 大阪にも、日本のどこにもカジノはいりません。ギャンブル依存症を生み、家族を不幸に陥れるカジノより、保育所をたくさん造って子育ての応援、特養ホームの整備で福祉を支えることが、現役世代の安心と活躍につながります。この仕事を私にやらせて下さい。

ジェンダー平等の日本つくる
近畿比例 西田さえ子候補

 長引くコロナ禍で女性の困難が極まっています。働く女性の5割以上がパートやアルバイト、派遣などの非正規雇用。コロナ前と比べ月平均90万人以上の非正規雇用の方が職を失い、その6割以上が女性です。
 女性を使い捨てにする社会のあり方を変える、ジェンダー平等社会をつくる仕事を国会でやらせて下さい。弱肉強食の競争を押し付け、社会保障を切り捨て、弱い立場の人を追い込む政治を終わらせましょう。真面目に働く人が報われ、個人の尊厳が大切される社会へ、政権交代で希望ある未来をつくりましょう。

声を聞き、必ず政治変える
1区 竹内よしのり候補

 この間、さまざまな相談を受け、解決へ共に歩んできました。ある高校生は体育祭も中止、修学旅行も縮小、バランスを崩し、学校に行けなくなったと話しました。「こんなに我慢しているのに、五輪は本当にやるのですか。感染を広げてどうするのですか」との言葉が忘れられません。そうした声を直接聞いてきた者として、大人の責任として、必ず政治を変える決意です。

力合わせ温かい社会開こう
3区 わたなべ結候補

 コロナ危機が、不安定な働き方をしてきた若者や女性たちに大きな打撃を与えています。自殺する女性が増え、家庭内での暴力が増えています。8時間働けば普通に暮らせ、ジェンダー平等の日本へ。私たちが「もっとこうなったらええなあ」と思うことを叶えるのが総選挙。誰もが、自分も周りの人たちも大事にできる温かい社会を開くため、一緒に力を合わせましょう。

学費無償・安心の子育てを
7区 かわそえたつま候補

 私は2人の子どもを育てる親として、病院や保健所、保育園など多くの人たちに支えられていることを実感しています。医療や介護、障害福祉や保育など、ケア労働を支える政治の実現へ。高すぎる学費で多くの学生の未来を奪う社会から、世界では当たり前になっている学費無償化の社会の実現へ。誰もがお金の心配なく学び、安心して子育てできる社会へ全力で頑張ります。

核禁条約を批准する政府を
12区 松尾まさのり候補

 ことし1月、核兵器禁止条約が発効しました。自ら受けた痛みや苦しみを繰り返してはならないという被爆者の思いが核廃絶の運動につながり、国際社会を動かしました。自民党は唯一の戦争被爆国である日本政府として、この思いを受け止める意思がありません。条約に署名・批准する政府をつくるため、被爆2世の一人として、日本共産党躍進へ全力を挙げます。

みんなに優しい政治つくる
13区 かみの淳一候補

 私は14年間、東大阪市内の医療機関で働いてきました。無為無策のコロナ対策で、感染爆発と医療崩壊を招いた自公政権、大阪の維新政治は絶対に許せません。住みにくい社会を自分たちの力、連帯と共同の力で、住み良い社会に変えていく。それが憲法の定める国民主権。野党連合政権で、命を守る政治、脱自己責任、みんなに優しい政治をつくるために全力で頑張ります。

子どもと教育に明日の希望
14区 小松ひさし候補

 野党連合政権で、子どもと教育にかかわる3つの問題を具体化します。1つは35人学級を早く小中学校で、私が長い間働いた高校でも実現すること。2つは、特別支援教育の設置基準が具体化されますが、いまある学校には適用されません。こんなやり方は許せません。3つは、希望するすべての子どもたちに高等教育を実現すること。一緒に明日の希望を開きましょう。

今こそ命守る政治の役割を
15区 ため仁史候補

 南河内医療圏域は、自公維が強行した病院ベッド数削減法の下で、富田林市民病院、藤井寺市民病院の統廃合が言われ、感染症や災害で最後の命綱となる第3次救急医療の近大病院が移転します。住民の不安が広がり、署名運動がありましたが、府議会で自民、公明、維新が否決。命を守る役割を投げ捨てる政治をストップし、今こそ野党連合政権をつくりましょう。

明日に希望を持てる政治へ
17区 森流星候補

 大阪17区で立憲民主党は候補を立てず、社民党と9区と17区で相互推薦となり、事実上私が野党統一候補としてたたかい抜きます。
 ここに来る前、9区の野党統一候補で社民党副党首の大椿ゆうこさんと堺で共同街宣をしました。本当に意義あること。皆さんの声を寄せていただいて、明日に希望の持てる政治を実現するため、大阪17区で森流星を押し上げて下さい。

この社会に生き続けるため
18区 もちづき亮佑候補

 29歳の私が政治の世界に初めて飛び込んだのが15年の安保法制のたたかい。安保法制が強行された直後に、市民と野党が共闘して政治を変えようと提唱したのが日本共産党。私は今、その小選挙区候補です。これ以上、自民・公明に政治を任せられません。私たち一人一人がこの社会に生き続けることができるかどうか。野党連合政権の実現にかかっています。

共に生きよう共に変えよう
19区 北村みき候補

 ある女性は「月3万円の年金で、一体どうやって暮らせというのですか。北村さん、どうか国会へ行って、食べていける年金を実現して」と言いました。ある男性は「維新、自民、公明にもだまされた。コロナの対応ひどすぎだ。こんなご時世でカジノ推進はあかん。あんたとこはブレないな。頑張ってや」と。共に生きよう、共に変えよう、政権交代で命守る政治へ。

(大阪民主新報、2021年10月24日号より)

月別アーカイブ