大阪から参院選で反転攻勢を!(上)
「府常任委員・地区委員長合同会議」で大いに語り合う
特別期間の成功を
日本共産党大阪府常任委員会は、14、15の両日、腰を据えて第4回中央委員会総会(4中総)決定を深め、参院選勝利・躍進を目指す「3本柱の活動」を推進するために地区委員長との合同会議を開催し、熱心に議論しました。2回に分けて紹介します。
第1テーマ「『4中総徹底と反転攻勢めざす特別期間』の成功を」の討論
冒頭、柳利昭府委員長が「4中総徹底は『党の命運がかかった課題』」として府内の討議状況や特徴について問題提起。これを受け討議しました。
〇田中浩美・堺地区委員長「『新しいステージが見えない』『政権交代がイメージできない』など、疑問を毎回の支部長会議で出しあう中で、読者空白地域の克服や後援会員拡大、職場の『集い』など、新たな実践が開始されている」
〇折口勲・枚方交野地区委員長「ある支部長が『支部で2回討議し勇気をもらった』と語るなど4中総討議が力に。7~8割の党員の読了目指し、困難を抱えた支部長と対策を話しあう」
〇原之園裕一・西淀川此花地区委員長「モヤモヤ感はまだ相当あるが「『革命は「結束した強力な反革命」を生みだすことにより、それとたたかうことによって、自分の本当の成長を勝ち取りながら、前進の道を切り開く』(マルクス)との命題を、自らの経験に引き寄せ確信を広げたい」
〇大仲久雄・阪南地区委員長「『政治対決の弁証法』の提起から、統一戦線に果たす党の役割など党綱領を学ぶ意欲に。多様な意見を大切にし深めたい」
〇武富義己・河南地区委員長「『弁証法という言葉が分からない』との声を契機に不破(哲三)さんの『古典教室』を学び直す努力も開始」
〇山本陽子・大阪二区地区委員長「選挙後、協力者の名前を書き出したら100人以上いた支部も。3月末までに『折り入って作戦』で働き掛けたい」
〇宮島正・淀川東淀川地区委員長「1人で数百件もの後援会ニュースを配布する支部長が何人も。1人30軒以内を目指し、読者や『集い』参加者にも協力を頼むと快諾、入党対象者も」
〇浅沼和仁・高槻島本地区委員長「『弁証法なんて難しい言葉をなぜ使うの』『維新の分析がない』『自力をどうやってつけるのか』などの疑問に『説明して終わり』にせず繰り返し深めようと支部アンケートにも取り組んでいる」
〇正垣伸夫・生野天王寺地区委員長「『憲法守ろう』の横断幕を出した宣伝に多くの署名が集まる。4中総討議と一体での宣伝・対話で、党の姿や提案を知らせたい」
〇竹内祥倫・西港浪速地区委員長「宣伝中若い女性が『SNSで改憲の動きを知った。テレビでは報道してない。あなたたちの宣伝にかかっている』と激励。役所前宣伝を続ける区で職員から激励され『比例票を増やす力になった』と確信に」
〇山田みのり・北福島地区委員長「総選挙の反省点と確信点を出し合った。『担い手を広げた』『お礼に行くと自分たちこそ力不足だったと言われた』『維新が伸びて悔しい、ポスター3枚張ってと言われた』などの変化を実感」
(大阪民主新報、2021年12月26日号より)