おおさかナウ

2022年04月09日

豊中市議補選10日告示
日本共産党が伸びてこそ
市民の声が政治に届く
山本いっとく候補が奮闘

 任期満了に伴う豊中市長選と同時に行われる同市議補選(被選挙数1)が10日、告示されます(17日投開票)。日本共産党の山本いっとく元市議は、「日本共産党が伸びてこそ、市民の声が市政にも府政・国政にも届きます」と訴え、必勝へ奮闘しています。同補選には、維新の会、自民党、立憲民主党の、いずれも新人が立候補する見通し。

「核共有」でなく廃絶こそが必要

訴える山本いっとく氏=1日、豊中市内

 山本氏はこの間の街頭演説などで、ロシアのウクライナ侵略に厳しく抗議するとともに、危機を口実に9条改憲を狙う岸田政権と対決し、9条を生かした平和外交を進めるのが日本共産党だと強調。安倍晋三元首相や維新の会が「核共有」の議論を持ち出していることを批判し、「世界から核兵器そのものをなくすことが必要」と訴えています。
 コロナ禍の下で大阪府の死者数が全国最多になっている原因には、維新府政による保健所職員や病床数を削減があるとし、「命にまで自己責任を持ち込む維新政治を対決します」としています。
 市民本位の豊中市政実現へ、▽新型コロナワクチンの迅速化・検査体制の拡充、保健所の職員増など市民の命を守る対策の充実▽高校生への給付制奨学金の実現、3歳以上の保育施設での給食の完全無償化▽公共施設への生理用品の配置はじめ、ジェンダー平等施策の実現▽国民健康保険料・介護保険料の値下げ、市立図書館など公共施設を残し、サービス拡充――などのきめ細かな政策を訴えています。

(大阪民主新報、2022年4月10日号より)

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