値打ち広げて参院選躍進へ
「たつみLINE公式」登録2万人へ
参院選勝利へSNSの思い切った活用を
伊木知史日本共産党府宣伝部長の報告から
日本共産党府委員会は、目前に迫った参院選勝利を目指す取り組みで、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を積極的に活用しています。中でも重視しているのは、たつみコータロー前参院議員(大阪選挙区候補)の活動や政策、動画などを届ける「たつみLINE公式」の登録。SNSの活用や「たつみLINE公式」の意義について、同党府常任委員で宣伝部責任者の伊木知史さんが八尾柏原地区委員会の学習会(5月27日)で行った報告要旨を紹介します。
大阪70万票の目標の達成へ
SNSに取り組む第1の意義は、「全国比例650万票、大阪70万票」の実現に不可欠だということです。比例得票目標を実現するために党支部が持っている名簿や結び付きに働き掛けるとともに、大量宣伝や「しんぶん赤旗」読者や後援会員などの皆さんに、日本共産党の支持を広げてもらう「折り入って作戦」などに取り組んでいます。
同時に、比例得票目標の実現には、若い世代、真ん中世代に日本共産党への支持を広げることが必要で、SNSは絶対不可欠です。これらの世代の人々は「日中、訪問してもいない」「電話番号が分からない」という場合が多く、日ごろからSNSでつながり合い、情報を入手しています。
実際、各党ともSNSは比例の主戦場の一つです。たつみ候補の発信を大いに拡散すると同時に、「比例は日本共産党」と、声の宣伝、ポスターと共に、SNSの活用に知恵と力を尽くすことが重要です。
世代的継承の推進に不可欠
第2の意義は、党の世代的継承の推進に不可欠ということです。SNSは若い世代、真ん中世代と結び付く大きな可能性を秘めています。SNSを通じた「しんぶん赤旗」の購読の申し込みは、全都道府県から党本部に寄せられますが、昨年1年間の申し込み者の58%が50代以下です。20代の男性は、「元々自民党支持だったが、共産党は日本国と国民のことを考えて活動しているとツイッターで知った。共産党を支持を決めた。共産党のことをもっと知りたい」と日曜版を購読しました。
ジェンダー平等や働き方、気候危機の問題で、若い世代がSNSを通じてつながり、一人一人が立ち上がっています。SNSは、こういう変化を起こしている若い世代と日本共産党が出会い、共に社会を変えるために力を合わせる場所。党の側から言えば、選挙で1票を入れてもらい、「しんぶん赤旗」を読んでもらい、党員になってもらう大事な入口です。
LINE公式2万人登録へ
SNSには、フェイスブック、インスタグラム、ツイッター、LINE、ユーチューブなどがあり、どれも大事です。今回の参院選で力を入れているのは、「たつみLINE公式」の登録者数を2万人に増やすこと。現在、登録者は6千人を超え、公示までに1万人、投票日までに2万人を目指しています。
若い世代から新たな関心が
この間、たつみ候補の街頭演説に若い世代や現役労働者が立ち止まり、チラシを受け取らなかったような方々が、受け取ってくれるなどの変化が生まれています。「暮らしをなんとかしてほしい」と願う若い世代の関心が、日本共産党と、たつみ候補に寄せられています。「演説を聞いていた学生がその場でスマホを取り出し、その場でLINE公式に登録してくれた」などの経験も生まれています。たつみ候補の訴えを聞いて登録した人が、「自分も頑張らないと」「この人を絶対国会に」など元気に活動に参加しています。現場でたつみ候補と会えない人にも動画やメッセージで、訴えが届くという魅力が、「たつみLINE公式」にあります。
支持を広げて「担い手」にも
選挙での投票先をネットやSNSの情報で選ぶという多くの若者に、「たつみLINE公式」で日本共産党の訴えを届けることは、無党派層や、「政治を変えたい」と願って維新に投票してきた人々にも、日本共産党への支持を広げることにつながります。
登録者が2万人となり、「勝利のために10人のお知り合いに支持を広げて下さい」との訴えを届け、「担い手」になってもらうことができれば、20万の支持拡大となり、比例での躍進、たつみ候補押し上げの大きな力になります。
LINE通じ広がる可能性
登録者を対象にしたアンケートでは、回答者の半数が、「LINE公式を友だちに広げる」と答えてくれています。「登録しての感想」には「日々の活動が知れるのがよい」「元気をもらっている」などのコメントがあり、実際にLINEを見て街頭演説に足を運ぶ人も多数いるなど、可能性が広がっています。
私自身が大事だと感じるのは、SNSを通じて出会った人たち、街頭でビラを取ってくれた若い世代の方の「政治を変えたい」という思いに心を寄せ、共感することです。
SNSはS=ソーシャル(社会的な)、N=ネットワーキング(人と人との繋がり)、S=サービスです。党をつくって100年、草の根の活動、国民の苦難軽減に取り組んできた日本共産党の活動にぴったりです。知恵を出し合い、SNSの活用と「たつみLINE公式」の登録を思い切って進めましょう。
(大阪民主新報、2022年6月5日より)