戦争させない 暮らしを守る
参院選火ぶた切る
カジノより暮らし・福祉に
日本共産党 自公維翼賛勢力と対決
戦争か平和か、暮らしをどう守るのか、日本の進路がかかった参院選が22日、公示されました(7月10日投開票)。日本共産党は、「人を大切にするやさしい経済」「憲法9条生かした積極的な平和外交」、大阪では「カジノより暮らし・福祉に投資」で日本と大阪の未来を開こうと、比例代表で大門みきし氏を含む5議席絶対確保、大阪選挙区(改選数4)でのたつみコータロー候補必勝に全力を挙げています。
参院選は「軍事対軍事で危険な戦争への道を進むのか、9条を生かした外交で平和を守るのか」「アベノミクスのような冷たく弱い経済を続けるのか、人間を大事にするやさしく強い経済に切り換えるのか」とともに、大阪では「カジノで大阪を壊すのか、府民の懐を温めて大阪をよみがえらせるのか」の3つの争点が浮かび上がり、自民・公明・維新の翼賛勢力と日本共産党との対決構図が鮮明になっています。
人を大事にする政治に
たつみ大阪選挙区候補
公示日の22日、天王寺ミオ前で行われた出発式で、たつみ候補は、「今回の選挙ほど争点がはっきりした選挙はない」とし、暮らし、平和を守り、カジノをストップさせられる選挙だと強調。これらの声を国会に届け、森友問題も追及できるのは大阪選挙区では私だけだと力強く訴え、生活相談8千軒を受けてきたことを紹介。「私たちは生きている限り幸せになる権利がある。人をもっと大事にする政治にしていかなければならない。あなたの1票で必ず政治は変わる」と、共産党への支持を訴えました。
消費税減税を必ず実現
大門みきし比例候補
日本共産党の大門みきし参院議員・比例候補は22日、京都市中京区の京都府委員会前で行われた出発式で、共産党が提案する「やさしく強い経済」の中で真っ先にやるべきなのは、高騰する物価の引き下げに最も効果がある消費税減税だと強調。世界で90を超える国・地域で消費税減税に踏み出していると述べ、「消費税は社会保障ではなく、大企業やお金持ちの減税の穴埋めに使われた。直ちに減税し、税金はもうかっている大企業や大金持ちに負担してもらおう」と決意を語りました。
希望ある提案に共感広がる
天王寺ミオ前の出発式では、柳利昭府委員長が、3つの争点を挙げ、「どの問題でも維新の会が、岸田政権をさらに危険な方向に引っ張り、自民・公明・維新の翼賛体制がつくられている。昨年の総選挙で維新に投票した皆さんの期待に背くものではないか」と指摘。「日本共産党とたつみ候補は、この危険な動きに正面から立ち向かい、希望ある改革の提案を訴えて、新しい共感を広げている」と述べ、平和と暮らしの願い、カジノストップの願いを党派を超えて、共産党とたつみ候補に寄せてほしいと訴えました。
綱領読み合点 共に汗かく
村上元衆院議員
村上史好前衆院議員がゲストスピーチしました。
村上氏は「共産党の綱領を何度も読み返したが、資本主義の成果を踏まえて改革し、国民の合意を得て進めるという文章に合点がいった。人にやさしい経済、国民の生活を最優先する経済政策に全く同感する」と述べ、「自民・公明・維新はすべて新自由主義、カジノ賛成派。こういう政党に勝利を与えていいのか」とし、たつみ候補の勝利と共産党の躍進のために、「私も皆さんと一緒に汗をかいて頑張る」と語りました。
日本共産党への推薦を決めた緑の党グリーンズジャパンの鍵谷誠一府本部共同代表、支持を決めた新社会党の山下けいき府本部委員長も駆け付け、激励しました。
宮本岳志衆院議員、西田さえ子、山本のりこ両比例候補、地方議員団の代表も訴えました。
(大阪民主新報、2022年6月26日より)