2022年09月17日
清水ただしの「行き倒れより食い倒れ」
暑いときこそ寒ゲタン
先月の松原市の市議選で日本共産党の4候補が揃って勝利しました。「国葬」や統一協会の問題で説明責任を果たさない、岸田政権に対する国民の批判の表れです。今月の交野市長選挙では日本共産党が自主支援した候補が当選。沖縄知事選挙で玉城デニーさんが再選を果たしたことも暑さを吹き飛ばす嬉しいニュースでした。
しかし、大阪では9月に入ってからも猛暑日を記録。電気代の値上がりが気にかかり、気軽に冷房設備を使うことができず我慢して夏バテしているひともおられるのでは。こういう時こそ食べて元気に。前回の〝華麗なるカレー〟に続いて紹介したいレシピがサムゲタン(参鶏湯)風のスープ料理です。サムゲタンとは、丸ごとの若鶏に高麗人参などの漢方を詰めてスープで煮込む韓国の薬膳料理です。
ただ、丸ごとの若鶏や高麗人参などの漢方を揃えるのは簡単ではありません。そこで清水流サムゲタン風の簡単料理をご紹介。手羽先や手羽元に塩胡椒で下味をつけ、油をひいた鍋に投入。みじん切りした玉ねぎや、ぶなしめじと一緒に炒めます。焼き色がついたら水をはり、ネギ(青い部分)、しょうが、にんにく、鶏がらスープで味をつけ。お好みで唐辛子一本いれてみてください。一時間ほどコトコト煮込み、仕上げにクコの実とごま油を少量加えて完成です。もち米を入れて同じ鍋で煮込むとボリュームが出ます。夏バテ解消には最適の料理。暑いときこそサムゲタン(風)料理でスタミナをつけ、悪政退治にいっそう励んでいきましょう。(しみず・ただし 日本共産党前衆院議員 次回は10月16日付に掲載)
(大阪民主新報、2022年9月18日号より)