予定候補と選挙結果

山田氏が大差で再選
島本町長選 豊かな町政へ決意

2期目の当選を決めあいさつする山田氏

 開票され、現職の山田絋平氏(36)が再選を果たし、「子育て支援や教育を充実し、住民との対話を通したまちづくりを進めたい」と2期目の抱負を語りました。山田氏は前回選挙より約1900票も得票を伸ばしました。日本共産党島本町委員会は山田氏を自主的に支援しました。
 「自立したまちづくりを願う町民の思いが届いて嬉しい」。山田氏の当選が決まると住民や支援者から喜びの声が出されました。今回初めて山田氏に投票したという70代女性は、「4年間しっかり住民の声を聞いて頑張ってくれはったと思う」と笑顔で語り、別の住民(60代)は、「小規模自治体だからこそきめ細かい施策が可能だと思う。福祉施策を拡充してほしい」と期待を寄せました。
 山田氏は前回4年前、隣接する高槻市との合併反対を掲げ、自民、公明、大阪維新の会が揃って推した新人らを破り初当選。住民対話を通したまちづくりを進め、保育所待機児童解消や教育施策の拡充などに取り組んできました。
 3氏の争いとなった町長選で山田氏は、4年間の実績とともに新型コロナ感染症対応強化などを主張し、「小さな町の豊かな暮らしを実現する」と訴えて支持を広げました。
 町長選の投票率は、59・51%(前回61・51%)でした。
 町長選の開票結果は以下の通りです。

8,292 山田紘平 36 無現②
  3,844 塚田 淳 39 無新
  2892 末岡友行 38 無新

(大阪民主新報、2021年4月25日号より)

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