困っている人に寄り添う市政に
豊中市議補選4月10日告示・17日投開票
山本氏が事務所開き
4月10日告示・17日投開票の豊中市長選と同時に行われる同市議補選(被選挙数1)で、必勝を目指す日本共産党の山本いっとく元市議の事務所開きを兼ねた街頭演説が19日、同市内で行われました。補選は昨年10月、自民党市議が総選挙に立候補するため辞職したことに伴うもの。山本氏の他、自民党と維新新人が立候補する見通しです。
山本氏は、ロシアのウクライナ侵略を口実に「核共有」や非核三原則の見直しを叫ぶ安倍元首相や維新を批判し、「非核平和都市宣言を行っている豊中市から、核兵器なくせの議論を起こすためにも、自民や維新に負けるわけにはいかない」ときっぱり語りました。
「カジノはいらない」の声を託してほしいと訴えるとともに、コロナで医療・保健体制を削減してきた維新政治の問題が浮き彫りになる中、豊中市でも保健所の体制強化などに取り組むと強調。学生への食料支援活動などに取り組んだ経験からも、「若い世代の声が届き、困っている人に寄り添う市政を実現するために、全力で頑張る」と決意を語りました。
平和・命・暮らし守る日本共産党
日本共産党の渡部結府副委員長は、ウクライナ侵略、新型コロナ、大阪へのカジノ誘致を巡る情勢や各党姿勢を詳しく報告し、「今こそ、平和と命、暮らしを守る日本共産党の山本さんの議席を」と訴え。日本共産党と立憲民主党が参院選1人区での候補者調整の開始に合意したとし、「山本さんの勝利で野党共闘の前進、日本共産党の躍進に弾みを」と述べました。
日本共産党の五十川和洋市議が、市政と市議会の現状を報告。大阪カジノに反対する市民の会顧問で大阪大学名誉教授の熊谷貞俊氏、森友問題を考える会で山本氏と共に活動してきた平川節代氏が、「必ず市議会へ」と期待を表明しました。無所属の木村真市議も駆け付け、紹介されました。
(大阪民主新報、2022年3月27日号より)