日本共産党
統一地方選 5カ月後に迫る
勝利・躍進へ各地で演説会
5カ月後に迫った来春の統一地方選での勝利・躍進を必ず勝ち取ろうと、日本共産党の演説会や街頭演説が府内各地で行われています。
維新と不屈の対決 勝利へ党を大きく
田村副委員長 大阪市内3カ所で訴え
田村智子副委員長・参院議員は10月30日、大阪市内3カ所を回り、城東区の屋内演説会で山中智子大阪市議と塩見一弥府議候補、此花区内の街頭演説で、せと一正大阪市議候補=前=、西淀川区内の街頭演説で北山良三大阪市議候補=元=と共に訴えました。
鶴見緑地の花博記念ホールで開かれた城東区演説会で田村氏は、コロナ対策を二の次に、カジノ誘致や巨大開発を進める維新政治に、市民と共に立ち向かってきた日本共産党の山中氏の議席を必ず守り抜き、府議定数2の城東区で塩見氏を押し上げてほしいと語りました。
国政を巡って「大きく潮目が変わってきた」とし、日本共産党が統一協会と自民党との癒着を追及する先頭に立ち、消費税減税や賃上げで暮らしや経済を立て直す建設的な提案を行っていることを紹介。国会で維新が改憲の急先鋒になっている姿を示し、「維新の正体を大阪でこそ明らかにしよう」と述べました。
田村氏は、100年前に党をつくった時から侵略戦争反対の旗を掲げた不屈のたたかいに触れ、「屈することなくたたかえたのは、自分が人間として大切にされる社会に変える生き方に希望があったから」と強調しました。
「大阪で維新と対決してきたたたかいは、戦前の日本共産党のたたかいにもつながっている」と力説した田村氏。「統一地方選は平和と民主主義がかかった選挙」とし、山中氏や塩見氏の勝利へ党を強く大きくするため、入党や「しんぶん赤旗」の購読を呼び掛けました。
山中氏は、「市民が主役の新しい大阪市をつくるため、どんなことがあっても負けるわけにはいかない」ときっぱり。塩見氏は「かけがえのない日本共産党の府議会議席を増やし、山中議員の議席を絶対確保するため死力を尽くす」と決意を語りました。
市田副委員長は生野で2人が入党を決意
市田忠義副委員長・前参院議員は10月29日、大阪市生野区内で西田さえ子大阪市議候補らと共に訴えました。
市田氏は、「地方自治体の役割は、住民の暮らしと福祉の増進に力を尽くすこと」と強調し、カジノ誘致の一方で成り行き任せのコロナ対策に終始する維新の大阪府・市政を批判。「大阪市議選では現有4議席を守り抜き、交渉会派となる5議席以上を必ず」と、西田氏への支援を訴えました。西田氏は、生野区で12年振りに議席を奪還する決意を語りました。
演説会終了後、市田、西田両氏を囲んで開かれた入党懇談会では55歳の男性と73歳の女性が入党を決意。男性は「しんぶん赤旗」日刊紙・日曜版の読者で、7月の参院選後、党の躍進のために自分も何かしたいと「JCPサポーター」のメンバーになり、10月23日に党府委員会が開いた「躍進のつどい」にも参加しました。
男性は「党員になれば、生活のどれだけの部分を活動に充てることになるのでしょう」と不安を語りました。市田氏は、「党員には専従職員や議員もいるが、多くの人は仕事をしながら、条件を生かして励まし合って活動しています」と回答。入党を決意した男性は、「SNSを通じた発信や交流だけなく、実際につながって活動したい」と話しました。
(大阪民主新報、2022年11月6日号より)