自公維と対決し統一地方選勝利へ
「特別期間」目標やりきり130%の党づくりに挑もう
共産党府委員会が第6回総会
日本共産党大阪府委員会は第6回府委員会総会を8日に開き、次期(第29回)党大会までに28大会比130%の党をつくる構えで「党創立100周年記念、統一地方選挙勝利、党勢拡大特別期間」の目標達成を目指す方針などを決めました。
柳氏は、政治の大激動の可能性をはらむ情勢下での岸田内閣打倒のたたかいで、政権の補完勢力である維新とも正面から対決する立場に立つことが重要だと改めて強調しました。
その中で、2日の党府委員会大阪府政対策会議で、「明るい会1000人ネット調査」の特徴を生かした論戦と運動を呼び掛けたと報告。激しい自公政権批判から維新に「期待」する傾向も生まれる下で、岸田政権を追い詰め、府民要求実現のたたかいを強めるとともに、「特別期間」の目標達成で前進しなければ、維 新政治の潮目の変化はつくれないことを強調したことを紹介しました。
たたかいの課題では近く発表される「明るい会・常任幹事会アピール」に応え、府民要求実現の運動を広げることを提起。府政を巡る対決構図も明確だとし、コロナ死者全国ワースト1に反省なく進めてきた急性期病床削減を即時中止し、医療・検査・保健所強化に転換すること、府が独自の手立てを取らない物価高の緊急対策として、中小企業、非正規で働く世帯への補助・給付、18歳までの子ども医療費完全無償化、「カジノより暮らしを守れ」の声を突き付けることなどを呼び掛けました。
130%党づくりで柳氏は、「特別期間」の大阪の目標5千人に働き掛けて500人以上を党に迎え、読者の党大会時を回復・突破が必要最小限の課題だと指摘。年内にやりきって統一地方選挙に勝利し、「130%党づくり」に挑んでいこうと呼び掛けました。
「特別期間」目標達成への飛躍のための3つのかぎでは、第1に、第6回中央委員会総会決定と党創立100周年記念講演を政治的推進力とする点では、「党の歴史と綱領の全体を学び伝える、新しい質の党勢拡大運動」が大阪でも始まりつつあるとし、全党の取り組みに広げることを提起。第2の、思い切って広く働き掛け、党勢拡大の飛躍をつくる点でも実践が強められていると報告。第3の「特別期間」3課題の一体的推進では、対話活動の土台になる宣伝活動強化と、「折り入って作戦」、集い強化が重要だとし、それぞれ府内各地の経験を紹介しました。
(大阪民主新報、2022年11月13日号より)