2015年08月02日
安倍政権を倒そう
小林節氏が〝白熱講義〟
大阪革新懇の集会に900人
山下書記局長が報告
進歩と革新をめざす大阪の会(大阪革新懇)が7月28日、大阪市中央区のエルおおさかで、憲法学者で慶応大学名誉教授の小林節さんを迎えて「戦争法案絶対廃案・小林節さんの『白熱講義』を聴くつどい」を開き、会場いっぱいの約900人が参加しました。
小林さんは、「平和安全法制は戦争法案以外のなにものでもない」と力説し、戦争法案の違憲性を詳しく解説。「憲法9条は日本の宝。いま国民主権を確立するチャンス。安倍政権打倒へ国民が声を上げ続けよう」と訴えました。
日本共産党の山下芳生書記局長が国会から駆け付けて情勢報告し、大阪市の住民投票(5月)の勝利は、橋下徹大阪市長と安倍晋三首相との「改憲タッグ」にも痛打を与え、戦争法案を許さない全国のたたかいを励ましていると述べました。
山下氏は国会論戦で戦争法案の違憲性が明らかになったとした上で、「対案を出せ」という議論に対して、「立憲主義破壊の対案は、憲法守れということだ」ときっぱり。野党共同は参院審議でも続いていることを示し、「大義は私たちの側にある。民意を無視した独裁政治を許さない立場で、戦争法案絶対廃案、安倍政権打倒へ頑張ろう」と呼び掛けました。
「民意の声」代表の浅野秀弥さんと、「SADL(民主主義と生活を守る有志」メンバーがあいさつ。帝塚山学院大学の薬師院仁志教授、落語家の笑福亭竹林さんも駆け付けて発言しました。
新婦人中央支部の辰巳由美さん(52)は「戦争法案反対の1万人集会(7月18日、扇町公園)にも参加しました。デモに若い男性が飛び入り参加するなど、多くの人々が立ち上がっているのを実感しています。暴走する安倍政権を、私たち主権者は許しません。とことんたたかいます」と話していました。
(大阪民主新報、2015年8月2日付より)