たつみコータロー氏と
「明るい民主大阪府政をつくる会」との確認書
たつみコータロー氏と「明るい民主大阪府政をつくる会」が1月7日に調印した確認書は次の通りです。
たつみコータロー氏と「明るい民主大阪府政をつくる会」との確認書
(1)
来る4月9日投開票(3月23日告示)で行われる大阪府知事選挙にあたって、明るい民主大阪府政をつくる会(以下、「明るい会」と略称)はここに協定書を結び、たつみコータローを候補者に擁立し、知事選挙勝利に挑みます。
これまでも府政転換を求める府民各層のみなさんと手をたずさえ、住民共同のたたかいを広げてきました。3年に及ぶコロナ禍や物価高騰などで、府民が苦しんでいる時に十分な対策をとらず、大阪カジノに暴走する府政はもう御免です。
大阪府知事選挙では、府民の暮らしと最優先に守る府政への転換をめざします。
(2)
広範な府民との共同をひろげ、命と暮らし優先へ、新しい府政をめざします。
第1に、コロナ禍において、国の方針いいなりに「急性期病床」の削減をすすめ、全国最悪のコロナ死者数を生みだし、医療崩壊を招くなど、何よりも地方自治法がうたう「住民福祉の増進」に基づき、府民の命と暮らしを守るという府政のあり方が大きく問われています。
第2に、大阪の経済成長は止まっており、格差と貧困がいっそう広がり、府民から悲鳴の声が聞こえています。しかし、府独自の必要な対策をとらず、中小企業支援や子どもたちの成長に必要な施策も遅れたままです。
第3に、大阪府・市が進める大阪カジノは、「経済の起爆剤」と称して人の不幸を踏み台にする「成長戦略」です。夢洲の土壌対策費に790億円もの大阪市の公費負担など関連事業も含め巨額の税金が投入されています。国の大阪カジノ計画の認可に反対し、大阪カジノはきっぱり断念すべきです。
府民を代表し、国にたいして大軍拡・大増税にきっぱり反対し、消費税減税を求めます。
(3)
「明るい会」とたつみコータローは、次の政策をかかげて府民に呼びかけます。
①大阪カジノではなく、命と暮らし、福祉・医療を最優先にする大阪をめざします。
②府の経済政策の軸を、働く人の賃上げと雇用の確保、非正規労働者の均等待遇、中小企業支援の方向へ転換します。
③子どもたちに寄り添う教育、安心して保育ができる子育て支援の大阪をつくります。
④気候危機の打開に向け、再エネ・省エネを大胆にすすめ、持続可能な社会と災害に強い大阪のまちづくりと真の経済成長へとつなげます。
⑤ジェンダー平等、誰もが個人の尊厳を守られ、多様性が尊重される大阪にします。
⑥庶民の大阪から国にも堂々とものをいい、大阪の進路は府民が決める「府民が主役」の府政運営をします。
2023年1月7日
大阪府知事選挙予定候補者 たつみコータロー
明るい民主大阪府政をつくる会事務局長 有田洋明
(大阪民主新報、2023年1月15日号より)