おおさかナウ

2023年01月14日

カジノより命・暮らしを
共産党大阪市議団が予算要望

 日本共産党大阪市議会議員団(山中智子団長)が2022年12月27日、2023年度の大阪市予算編成と当面の施策に関する要望書を松井一郎市長宛てに提出し、阿形公基財政局長らと懇談しました=写真。
 提出に当たって山中氏は「コロナ禍に加えて物価高騰で市民の暮らしは深刻。有効な支援策を実施するために力を発揮するのが、地方自治体本来の姿。カジノはストップし、人もお金も市民の命と暮らし、営業を守るために使うべき」と力説しました。
 要望書は新型コロナ対策に力を集中することや、カジノを核とする統合型リゾート(IR)のための「夢洲まちづくり構想」の見直し、コロナ禍に苦しむ中小企業や市民、働く人を守ることなど14分野491項目を盛り込んでいます。
 阿形局長は、23年度予算案は市長選を控えた骨格予算となるが、「コロナ問題はおっしゃる通り。来年も対策をしないといけない」と語りました。

(大阪民主新報、2023年1月15日号より)

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