おおさかナウ

2023年01月14日

宮本岳志のよもやま話
新しい大阪の歌をつくりだそう

 1月7日、たつみコータロー元参議院議員が大阪府知事選挙に「明るい民主大阪府政をつくる会」の候補として立候補することが発表されました。
 記者会見でたつみさんは、絶対に大阪にカジノを作らせない。救える命が救われる当たり前の自治体にしたい。大阪で教員になりたいと思える教育現場を取り戻したい。生徒たちをテストづけにしない。森友事件や統一協会と行政との癒着の解明等々を訴え、維新政治に終止符を打ち、新しい大阪をつくるために力を合わせようと呼びかけました。心から共感しました。
 発表後、ギターを弾いて歌う機会があり、久しぶりに「おはよう大阪」を歌ってみました。「おはよう、おはよう、大阪の街、君も、あなたも、笑顔でおはよう」という懐かしい歌です。言うまでもなく、1971年の黒田了一さんを府知事に押し上げる闘いの中で作られ歌われた歌。
 告示11日前に立候補表明した黒田了一候補の勝利を、当時の佐藤栄作首相が衝撃をもって受け止めたことがその後刊行された『佐藤栄作日記』(朝日新聞社)に記されています。
 黒田革新府政が倒された後、幾度となく大阪府知事選挙が闘われてきましたが、今のところ「おはよう大阪」を超える歌は出てきておりません。それはなぜか…。いろいろ理由はあるでしょうが、やっぱり「勝った選挙の時の歌だから」というのが一番だと思います。さあ、今度こそ新しい歌、たつみコータロー大阪府知事誕生の歌を、みんなで作り出しましょう。(みやもと・たけし 日本共産党衆院議員 次回は1月15日号に掲載)

(大阪民主新報、2023年1月15日号より)

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