#たつみコータローとつくる
大阪府知事選挙勝利へ、いまこそ
明るい民主大阪府政をつくる会が16日、発表した声明「#たつみコータローとつくる 大阪府知事選挙勝利へ、いまこそ」の全文を紹介します。
#たつみコータローとつくる 大阪府知事選挙勝利へ、いまこそ
明るい民主大阪府政をつくる会常任幹事会
明るい民主大阪府政をつくる会のすべての構成員のみなさん。
「明るい会」はさる1月7日、大阪市内で記者会見し、今春の大阪府知事選挙(3月23日告示、4月9日投開票)において、たつみコータロー(辰巳孝太郎)氏(日本共産党元参院議員)を擁立することを発表しました。
「たつみ擁立」に広がる反響
「知事選たつみ擁立」のニュースは、「明るい会」の構成団体内外から、「よくぞ決意していただいた」「これでスカッとたたかえる」「争点が鮮明になって、今後の論戦が楽しみだ」など、大きな反響を呼んでいます。「明るい会」がツイッターで発信した「#たつみコータローとつくる」がトレンド入りするなど、SNSでも期待と注目が集まっています。
大阪の各党のみなさんからも、「大きなカードを切ってきはった」「ニュースを知り、ウルウルしました」「こうなれば、『反維新』はたつみさんで一本化すべき」(元衆院議員)など多くの声が寄せられています。会見では、記者から「もし、自民党府連がたつみ自主的支援を打ち出したらどうするか」との質問も出されました。
かたや吉村知事は「IRは争点になっていい。メディアの公開討論には応じる」と言わざるを得ず、同時に「たつみさんはバリバリの共産党。財源問題で無責任」と悪罵を投げつけ、松井市長は「維新にネガティブキャンペーンをやってくるだろうが、我々はポジティブキャンペーンでがんばる」とうそぶき、警戒心をあらわにしてきています。
「たつみ擁立」の大きな意義
たつみコータローさんは、カジノ反対やコロナ対策、物価高騰からくらしを守る活動をはじめ、常に私たちと一体で活動を広げてきました。国会議員6年間で安倍政治の暴走と維新政治に対して真っ向勝負し、「森友疑惑」「大阪の教育問題」「住吉市民病院統廃合」などを国会でも取り上げ、論戦してきた試され済みの政治家です。さらに、弱者に温かく寄り添い、どんな悪政推進勢力にも決して負けない信念の人でもあります。
過去2回の知事選で、「明るい会」は「都構想ストップ」の一点で明瞭な一致がある政党、団体、府民と手を携え、維新政治を転換するため、あえて独自候補を擁立せず、前回(2019年)は元副知事の小西禎一氏を「自主的支援」する態度をとりました。これは2015年、2020年の「住民投票」で大阪市
民、府民の良識と共同の力が発揮され、「都構想ノー」の審判を突きつけるうえでも大きな意味をもちました。その結果、橋下徹氏に続き、松井一郎氏も「政界引退」に追い詰めました。
2023年知事選は、このもとで維新政治をどう転換するのか。府民のいのちとくらしをどう守るのか。これからの大阪をどう発展させるのかを問う、正念場のたたかいです。
今回のたつみさん擁立は、①「明るい会」の主張と政策をもっともストレートに府民のみなさんに届けることができる点でも、②「吉村さんがもっとも嫌がる」相手として、争点を府民的にうきぼりにする点でも、③さらに「明るい会」のみならず、広範な無党派層のみなさん、自民党支持層や維新支持層のみなさんとも、「カジノ反対」をはじめ、一致する要求・政策でともに声をあげ、行動する点でも、最適・最良の候補と確信するものです。
なぜ、たつみさんを「無所属」としているか
たつみさんを「無所属」としているのは、「明るい会」が政党だけでなく、56の民主団体・労組などを幅広く結集した政治団体(公選法上の確認団体)であること。また、知事選は、「一党一派」の対決ではなく、「カジノ反対」「コロナ対策など命と暮らし優先」など府民要求に根ざし、府政の転換をめざすたたかいになることが求められています。
これにふさわしく、知事選では「明るい会」のみならず、要求と政策、「府政を変えたい」との思いで一致する、もっとも広範な府民のみなさんと一緒に、「#たつみコータローとつくる」を合言葉に奮闘しようではありませんか。
知事選勝利へ「66日間作戦」(1月16日~告示前日3月22日まで)をやり抜こう
「明るい会」すべての構成団体、構成員のみなさん、たつみさんを支持されるみなさん。
ただちに知事選勝利へ、立ち上がりましょう。私たち府民の代表に最もふさわしい知事候補者であるたつみコータローさんをみんなの力で押し上げ、知事選勝利へのうねりをつくりだしましょう。
1 すべての団体・地域で「たつみ推薦決議」「勝利決議」をあげるとともに、知事選学習会、決起集会、つどいをどんどん開催し、「行動に参加できる人」「協力してくれる人」を無数に広げましょう。
2 1月20日発行の「#たつみコータローとつくる」(機関紙「明るい民主府政」)を府内全戸へ一気に配布しましょう。ポスターも作成中です。2月中旬には「まるわかりパンフ」(対話用)を発行します。街頭、駅頭での宣伝計画をもって、「コータロー旋風」大宣伝を巻き起こしましょう。
3 告示(3月23日)までに、「いのちとくらしを守ろう」「子どもの未来にカジノはいらない」「くらし応援で大阪経済の発展」など要求を掲げ、新たな層をはじめ、保守層、維新支持層、支持なし層などにも手が届く、「府民総対話」をやりきりましょう。
いまこそ「#たつみコータローとつくる」を合言葉に、一人一人がツイッターなどSNS発信を積極的に活用し、大きくウィングを広げていきましょう。
4 知事選勝利へ募金を呼びかけます。
参考
「明るい会」と、たつみ氏の政策(骨子)
(1)大阪カジノではなく、命と暮らし、福祉・医療を最優先にする大阪をめざします。
(2)府の経済政策の軸を、働く人の賃上げと雇用の確保、非正規労働者の均等待遇、中小企業支援の方向に転換します。
(3)子どもたちに寄り添う教育、安心して保育ができる子育て支援の大阪をつくります。
(4)気候危機の打開に向け、再エネ・省エネを大胆にすすめ、持続可能な社会と災害に強い大阪のまちづくりと真の経済成長へとつなげます。
(5)ジェンダー平等、だれもが個人の尊厳を守られ、多様性が尊重される大阪にします。
(6)庶民の大阪から国にも堂々とものを言い、大阪の進路は府民が決める「府民が主役」の府政運営をします。
(大阪民主新報、2023年1月22日号より)