「分断と対立」から「連帯と共同」の府政へ
たつみ府知事選予定候補が各地で訴え
カジノストップ、維新政治転換を
「最強・最高の府知事候補と一緒に大阪府政の転換へ頑張りたい」「維新政治をストップして暮らしと福祉、教育、医療を守り発展させる大阪を実現したい」――任期満了に伴う府知事選(3月23日告示・4月9日投開票)に、「明るい民主大阪府政をつくる会」から無所属でたつみコータロー・元参院議員が出馬表明したことを受け、各界・各分野から喜びの反響が広がっています。連日各地を駆け回り「大阪にカジノは要らない」「新しい大阪をつくろう」と府政転換を呼び掛けるたつみ氏のメッセージが勇気と希望を広げています。
大阪労連旗開き
11日、大阪労連の新春旗開き集会で連帯あいさつに立ったたつみ氏は、知事候補にとの要請に迷わず快諾した理由について、日本共産党参院議員として活動した6年間は、安倍暴走政治と共に補完勢力・維新政治を止めるたたかいでもあり、住吉市民病院の統廃合、学力テスト結果の教員評価問題などを国会でも取り上げきたことを紹介しました。
知事候補としてまさに大阪の問題に焦点を当て、維新政治と正面からたたかうことができるとし、「これほどのやりがいはない」とし、「維新政治を根っこから変えていくため、力を合わせ全力を尽くしたい」と述べました。
「最大の争点は大阪のカジノ問題」だと切り出したたつみ氏は、「2つの大問題がある」として土壌汚染問題と談合疑惑を指摘。「市民の運動が大きく力を発揮している。カジノで経済成長をなどという維新政治を終わりにしよう」と訴えました。
たつみ氏は維新政治を振り返り、生活保護バッシング、公務員の職員基本条例や教育基本条例、憲法違反の市職員思想調査で公務労働者と住民を分断してきたと指摘。「いま大阪に必要なのは、分断と対立ではなく、連帯と共同で温かい大阪をつくること。大阪府民の底力を発揮して見せつけよう」と呼び掛けました。
年金者組合つどい
13日、大阪市内で開かれた年金者組合大阪府本部の新春のつどいで、たつみ氏が紹介されると会場が大きな拍手に包まれました。
たつみ氏は、10年以上にもわたる維新府政・大阪市政の下で、市民サービスがどんどん削られ、一般労働者と公務員、現役世代と高齢者が分断されて対立させられてきたと指摘し、「こんな政治をもう終わりしよう」と呼び掛けました。
さまざまな政策課題も浮き彫りになっているとし、①大阪にカジノをつくらせない、②命を救える大阪に変える、③教育現場に余裕を取り戻す、④分断と対立ではなく府民のために働く公務現場にすること――を掲げ、「たつみコータロー知事の誕生で新しい政治をつくらせてください」と訴え。「私が知事になったときは、多くの与党が必要だ」とし、「皆さんの力で日本共産党の候補者、野党の候補者を勝ち上がらせてください」と訴え、共感の拍手が送られました。
業者決起集会
大阪商工団体連合会が「STOPインボイス・大軍拡!」を掲げて13日、大阪市内で開いた新春拡大決起集会。会場に駆け付けたたつみ氏は、「大阪は人情のまち」で、人々が助け合いながら地域経済を発展させ、歴史と文化を育んできたとし、それが維新政治によって変質させられてきたと指摘しました。
たつみ氏は、地域経済を破壊するカジノ誘致をやめて中小企業支援をさらに拡充させようと語り、「府民の連帯と共同で温かい大阪をつくりましょう。商売人がもっと希望を持って商売が営める地域経済を実現しましょう。大阪の政治が変われば、日本の新しい未来を切り開くことができます。力を合わせ頑張りましょう」と力強く呼び掛けました。
藤川隆広会長らと共に、「ガンバロー」を三唱しました。
(大阪民主新報、2023年1月22日号より)