おおさかナウ

2023年04月07日

「カジノ直行便」計画止め
中小業者・子育て応援を
堺市議選 宮本衆院議員が訴え

いぬい友美候補への支援を訴える宮本議員=1日、堺市東区内

 堺市議選(9日投開票)で日本共産党は現職の森田こういち(45)=西区=、藤本さちこ(48)=南区=、新人の林原とおる(51)=北区=、いぬい友美(45)=東区=、藤本ケン(41)=堺区=、森流星(39)=中区=の6氏全員当選を目指し奮闘しています。同党の宮本岳志衆院議員は1日、同市に入り、維新の経済政策、カジノを核とする統合型リゾート(IR)誘致を念頭に、「商都・堺の経済を支えるのはばくちではない。カジノストップ、中小業者応援の願いを日本共産党へ」と訴えました。
 岸和田市内にあった春木競馬場の近くで幼少時代を過ごした宮本氏は、競馬にのめり込む大人たちの姿を思い起こしながら、「ばくちがどれほど街をすさませるか」と語りました。
 堺市はカジノへの玄関口となるよう、10億円以上を投じる堺ベイエリアの海上交通整備を計画しています。日本共産党は「カジノへの直行便」と批判し、見直しを求めています。
 また同党は、小・中学校給食費や18歳までの医療費、保育料(第1子・2歳まで)、0歳児の「オムツ定期便」、幼稚園と保育所の「おかず代」をそれぞれ無料化する子育て支援策を提案。31年前から同党が提案し実現してきた、高齢者の外出を支援する「おでかけ応援制度」の対象拡大・無料化などを訴えています。

(大阪民主新報、2023年4月9日号より)

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