おおさかナウ

2015年08月30日

〝安倍政権から憲法守れ〟
岸和田のデモに150人

参加者が寄せ書きした横断幕を先頭にデモする市民=23日、岸和田市内

参加者が寄せ書きした横断幕を先頭にデモする市民=23日、岸和田市内

 戦争法案に反対するサウンドデモが23日、岸和田市内で行われ、150人以上が参加。参加者はリズムに合わせて、「戦争法案絶対反対」「安倍政権から憲法守れ」「武器を持たすな、希望を持たせろ」などと元気よくコールし、デモ行進しました。

 デモに先立つ集会で、大学院生のモッチさん(23)が、6月に東京で開かれた若者憲法集会に参加した青年が「戦争法案反対のために何かしたい」と、学習会などにも取り組み、今回のデモを呼び掛けたものだと紹介し、戦争法案反対の声を上げていきたいと訴えました。
 戦争法案の内容を解説した阪南合同法律事務所の南部秀一郎弁護士は、「まさに自衛隊を戦場に送るもの」「法案の内容もひどいが手続きもひどい」と厳しく批判しました。
 このほか、「子どもたちを絶対に戦争に行かせない」(教員)、「これまで政治的な発言や行動をしてこなかったが、今回は違う。この子たちが生きるこの国を、戦争できる国にしたくない」(2児の母親)などの発言がありました。
 デモに参加した女子高校生(17)=熊取町在住=は、「私には将来の夢がある。でも戦争になると、私の夢は実現しない。だから戦争には反対」ときっぱり。同じ学校に通う友人の女子高校生(17)は、「私たち高校生の周囲では情報が少ないので、法案の内容が分からない。でも、戦争に行かされるという悪いイメージしかない」と話していました。

(大阪民主新報、2015年8月30日付より)

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