３人全員当選を決め支援者とバンザイする（前列右から）中上、藤田、さらがいの３氏＝13日、交野市内

　交野市議選が13日投票され、日本共産党の中上さち子（62）、さらがいふみ（42）＝以上現＝、藤田まり（30）＝新＝の３候補が当選し、現有３議席を確保しました。
　市議選は定数15を19人で争う激戦になりました。日本共産党は、安倍政権による戦争する国づくりを許さないと審議中の戦争法案阻止や住民の暮らしを守る市政実現を掲げ、子ども医療助成制度の拡充などの実績を示して奮闘しました。
　３人の得票は計４８４７票（得票率14・23％）で前回比５９３票減。２０１４年衆院比例票を７４５票上回りました。
　開票結果を受けて、３氏が報告集会であいさつ。中上さんは大激戦をともにたたかった支援者に謝辞を述べ、「市民の声を議会に届け、公約実現に奮闘したい」と決意を述べました。さらがいさんは「平和な日本を子どもたちに、暮らし守る市政にと精いっぱい訴えることができた。多くの市民と一緒に頑張りたい」と語り、坂野前市議の議席を引き継ぎ初当選の藤田さんは、「党の議席を守り抜きスタートラインに立てた。これまで聞いた市民の声を実現するため、情熱をもって頑張りたい」と述べました。
　投票率は55・71％（前回53・63％）でした。

（大阪民主新報、2015年9月20日付より）