2015年10月25日
ダブル選の勝利でまっとうな政治を
大生連が決起集会
大生連は、11月22日投開票の知事選と大阪市長選の同時選挙勝利に向けた決起集会を17日、大阪市此花区内で開き、立命館大学の森裕之教授が講演しました=写真。85人が参加しました。
森教授は「うそと弾圧で権力を維持する維新政治によって、防災や福祉など自治体の重要課題が停滞・後退した」と指摘し、「知事と市長のどちらかで維新に負ければ、その後の4年間は対立だけで終わる。それが維新の狙いだ」として、両選挙で勝利し「まっとうな政治」を取り戻す意義を語りました。
知事選挙で勝つための最重要課題は、「反維新の共同を経験していない自治体に経験を広げ、早く一致団結してたたかうこと」と強調。ことし5月の都構想をめぐる住民投票のたたかいで、「大阪の自民党は大阪のために安倍政権とたたかった」と指摘しました。
大口耕吉郎会長は「知事選の目的は府下の自治体が福祉や教育、暮らしの施策をやりやすいように補完、補助する府の役割をとり戻すこと。市長選の焦点は、福祉や教育予算を優先する自治体に戻すこと」で、「組織の存亡を賭けたたたかい。維新政治が続けば府民市民の死活に関わる」と奮闘を呼び掛けました。
明るい会代表幹事の川辺和宏大阪労連議長が連帯あいさつしました。
(大阪民主新報、2015年10月25日付より)