おおさかナウ

2024年03月09日

大会決定討議・具体化 党勢拡大 世代的継承
3課題必ずやり遂げよう
共産党府委が第2回総会

報告に立つ駒井府委員長=2日、大阪市内

 日本共産党大阪府委員会は、第83回府党会議後初の第2回府委員会総会を2日に開きました。
 報告に立った駒井正男府委員長は、大阪じゅうに日本共産党の姿を広げ、党建設・世代的継承の事業をやりとげたいと決意を表明。常任委員会報告では、情勢の変化や2月の党活動の到達を踏まえ、①情勢と党の役割、国民運動の発展、②総選挙躍進、「維新政治」とのたたかい、③大会決定と「2・6幹部会決定」を力に、3課題(全支部で大会決定の討議・具体化/読者拡大とともに、2月、党員拡大を必ず前進に/世代的継承で目標にふさわしい変化を)をやり上げる――を提起しました。
 討論では10人が発言。
 裏金問題や万博問題を巡る市民の怒りや批判の高まり、対話の広がりなどをいきいきと紹介し、「万博中止を求める署名が1万筆を超えた」「今こそ打って出て新しい層の人々と政治を語り合うことが重要」など交流しました。
 大学入試宣伝など街頭での対話でも、閉塞感を抱きながらの生活の中で、民青同盟の活動や、アメリカ言いなり、財界中心の自民党政治の二つの異常、社会主義・共産主義への関心が青年の中で高まっていることを紹介。このほか、地区委員会主催の世代的継承についての学習交流会の経験(吹田・摂津)が報告され、比例を軸に総選挙勝利目指す活動やSNS活用の訴えが行われました。
 党勢拡大では、堺地区から、「大会決定の討議具体化、読了推進の力が、入党の働き掛けに踏み出す支部をつくっている。党員の思いや願いに寄り添い、強く、大きく、温かい党をつくり、機関と支部の双方向で前進をつくっていきたい」と決意が語られました。

(大阪民主新報、2024年3月10・17日号より)

 

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