おおさかナウ

2024年04月15日

万博建設現場で爆発事故
夢洲での開催は無謀
藤永、たつみ氏が対談

対談する(左から)藤永、たつみの両氏=8日、大阪市天王寺区内

 大阪湾の埋め立て地、夢洲(ゆめしま、大阪市此花区)で来年4月に開催予定の2025年大阪・関西万博の会場建設現場で3月28日、可燃性ガスによる爆発事故が起きた問題で、日本共産党の、たつみコータロー元参院議員(党府カジノ万博プロジェクトチーム責任者)と、おおさか市民ネットワークの藤永のぶよ代表が8日、大阪市天王寺区内で対談しました。対談の動画は、たつみ氏のユーチューブチャンネルでも公開されます。
 藤永氏は長年、ごみの最終処分場である夢洲の土壌や地盤について調査・研究してきました。爆発事故が起きた夢洲1区は、ごみの焼却灰やすすなど、有害な廃棄物が埋め立てられている「管理型最終処分場」だと指摘。「ここを使うことにしたのが、万博の悲劇だ」と述べました。
 たつみ氏は、万博協会は夢洲1区を会場するに当たり、必要な対策をしていないのではないかと強調。「夢洲1区だけでなく、2区(万博予定地)や3区(カジノ予定地)も危うい。こんなところで大規模イベントをすること自体、無謀だ」と述べ、万博中止に向けてさらに奮闘する決意を語りました。

(大阪民主新報、2024年4月14日号より)

 

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