おおさかナウ

2024年04月20日

清水ただしの「行き倒れより食い倒れ」
艶のある演説でこころをつかみたい

清水ただし氏

 岸田首相が訪米し、バイデン大統と日米共同宣言を発表。自衛隊と米軍の指揮統制を強化・一体化することを約束しました。これは、憲法違反の先制攻撃兵器の導入を決めた自衛隊を、米軍の指揮下に置くことを意味するもので、アメリカの戦争に日本が巻き込まれる恐れをいっそう高めることとなります。平和主義を投げ捨て、第三国への武器輸出解禁を進めるなど、安保3文書の具体化は、日米軍事同盟の歴史的大変質に他なりません。
 米国から国賓待遇を受けた岸田首相は終始ご満悦の様子で、日本国内では決して笑うことのできないジョークを恥ずかしげもなく連発していました。裏金議員についてはお手盛りの処分で幕引きを図り、子育て支援の財源を医療や介護の負担金の増額でまかなう姿勢に国民の怒りはさらに高まり、岸田政権の支持率は過去最低を更新しています。
 今こそ、アメリカいいなり・財界べったりの自民党政治を終わらせるチャンス。批判と同時に「こう変える」という日本共産党の政策提言を内政でも外交でもおおいに示すことが大事な情勢です。演説にも磨きをかけて「艶」のある訴えで有権者のこころをつかみたいものです。
 料理で艶を出すのには、和食の場合は「みりん」を使いますが、フランス料理ではバターと砂糖が活躍します。皮をむいた人参を適当に切り、鍋に入れて水で浸します。砂糖とバターを入れて水分が飛ぶまでコトコト煮込み、塩で味を調えれば人参グラッセの出来上がり。彩もきれいです。(しみず・ただし 日本共産党前衆院議員 次回は5月19日号に掲載)

(大阪民主新報、2024年4月21日号より)

 

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