2024年07月13日
羽曳野市長選 渡辺氏善戦も及ばず
当選は現職・山入端氏
羽曳野市長選は7日投開票され、日本共産党も参加する「公正・民主的な羽曳野市政をつくる会(公正・民主の会)」が自主支援した、政治団体「Wingはびきの市民連合」代表で無所属の渡辺浩一氏(65)=新=は、1万2061票(得票率34・29%)を獲得し、善戦しましたが、及びませんでした。当選は大阪維新の会公認で、現職の山入端創氏(43)。投票率は39・95%でした。
選挙戦は渡辺氏と山入端氏との一騎打ちとなりました。羽曳野市職員として42年間、医療・介護・子育て分野で勤務した渡辺氏は、無党派の「オール羽曳野」の候補者として、幅広い市民と共に奮闘しました。
渡辺氏は、維新の山入端市長による国民健康保険料の引き上げなど市民負担増や、一党一派の独断専行の市政運営を批判し、「おごる維新に審判を」と、市政の転換を正面から訴え。子どもの医療費窓口負担ゼロ、学校給食の保護者負担の無償化実現、市民参加型の行政運営の仕組みづくりなどの公約を掲げました。
公正・民主の会は9日声明を発表。「市長選でつくりあげた、反維新の市民の共同のたたかいは、今後の運動にとってかけがえのない大きな財産」と強調。共同の輪をさらに広げるとしています。
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当 | 山入端 創 | 23205 | 43 | 維現 |
渡辺 浩一 | 12061 | 65 | 無新 |
(大阪民主新報、2024年7月14日号より)