2024年07月20日
北急延伸で路線再編で減便も
住民の声阪急バスに届ける
日本共産党箕面市議団
北大阪急行電鉄の箕面市延伸に伴うバス路線再編を巡り、日本共産党箕面市議団は16日、「公共交通に関するアンケート」に寄せられた約300通の声をまとめた要望書を、阪急バスに提出しました。
北大阪急行が3月、千里中央駅(豊中市)から北に2駅延伸し、箕面萱野駅(箕面市)が発着駅となったことに伴い、阪急バスは、千里中央駅発着の彩都線、箕面新町線などの路線を箕面萱野駅発着に変更。市内東西を結ぶ新路線ができた一方、千里中央駅と箕面萱野駅方面を結ぶ路線の多くが変更・減便されました。
茨木市の阪急バス茨木営業所を訪れた、神田隆生、名手ひろき、村川まみ各市議と党箕面市委員会の金森いずみ氏は、短期間にアンケートへの回答が多数寄せられたとし、「箕面萱野駅で電車を降りても、夜遅い時間帯のバスがない」、「減便の影響で歩いて帰宅する学生もいる」など、路線変更と減便が市民生活に大きな影響を与えていると語りました。
同営業所担当者は、長期的な乗客減少に加え、燃料代高騰や人件費増など厳しいとしつつ、「乗客の声を受け止めたい」と述べました。
要請後、名手市議は「今後も市民の切実な声をバス事業者に届けて意見交換を重ね、地域交通を守るため行政が責任を果たせるよう、議員団として取り組みを強めたい」と語りました。
(大阪民主新報、2024年7月21日号より)