おおさかナウ

2024年08月10日

8月18日告示25日投票の箕面市長選・市議選
命・暮らし・自然守る市政へ
小林市長候補、共産3候補が奮闘

小林とも子市長候補

小林とも子市長候補

 箕面市長選・市議選が18日告示(25日投票)されます。市長選では、日本共産党も参加する「みどりとくらしをまもるみんなの革新箕面をつくる会」の小林とも子市長候補が維新市政の転換へ全力を挙げています。定数23の市議選は、日本共産党の名手ひろき、村川まみ=以上現=、金森いずみ=新=の3市議候補が現有議席確保へ奮闘しています。
 維新市政はこの4年間、北大阪急行延伸事業(市負担282億円)など大型開発推進の一方、市立病院への指定管理者制度導入や公立幼稚園と保育所の廃止・民営化など、「なんでも民営化」を推進してきました。
 小林さんは、「市長の仕事は14万市民の多様な願いに応え、市民の命と暮らし、子育てやなりわいを支えること」だと力説。「箕面再生プラン」を発表。▽国保料・介護保険料の負担軽減▽市立病院の公的役割を守る▽バス路線の拡充▽学校給食無償化▽災害に強いまちづくり――などの政策を掲げ、「子どもとお年寄り、障害のある人や暮らしに困っている人への福祉を立て直し、物価高で暮らしや子育てが大変と悲鳴を上げる市民に寄り添う箕面市を目指したい」と訴えています。

 党市議団は、暮らしと福祉、医療や教育の充実など、切実な市民要求の実現を目指し議会内外で奮闘。18歳までの子ども医療費無料化、小学校全学年の35人学級、ゆずるバス(コミュニティーバス)の路線増と増便などを実現。北大阪急行延伸に伴う阪急バス路線再編で、緊急市民アンケートを実施し寄せられた280通の回答をまとめた要望書を、事業者に提出しました。
 日本共産党は、市民の立場で税金の使い道を厳しくチェックし、54億円に上る財政調整基金の一部活用など財源論を示した上で、▽阪急バス、ゆずるバス路線の拡充・運賃補助制度創設(2億円・年間)▽1世帯1万円の夏季電気代補助(5億円・以下同)▽小中学校の給食無償化(6億円)▽国民健康保険料の負担軽減に1世帯1万円支援(2億円)▽加齢性難聴者への補聴器購入補助(1千万円)など、豊かな財政を暮らし応援に活用するよう主張しています。

名手ひろき市議候補

名手ひろき市議候補

村川まみ市議候補

村川まみ市議候補

金森いずみ市議候補

 市長選は、他に現職と自民党を離職した元府議など3人が立候補を表明し、市議選は29人程度が立候補を予定し、初議席を狙うれいわや参政党、議席増を狙う自民、維新など、激戦の見通しです。

(大阪民主新報、2024年8月11日号より)

 

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