総選挙で日本共産党躍進必ず
希望の日本と大阪へ
日本共産党府委が「決起のつどい」
「比例を軸」に 府民と共にたたかう
自民党の石破茂新総裁が、国会でのまともな審議もなく、10月中の総選挙に突入しようとしている中、日本共産党府委員会が9月29日、大阪市中央区内で「ストップ維新政治、万博・カジノ 新しい政治をつくる決起のつどい」を開きました。アピール「日本共産党の躍進で希望あふれる日本と大阪を」も発表。自民党政治、維新政治という「二重の逆流を打ち破るため、総選挙での躍進を必ず勝ち取ろうと、決意を固め合いました(アピール全文はこちらをクリックしてください)
第1部のシンポジウム「万博・カジノの焦点」では、山下芳生副委員長・参院議員、おおさか市民ネットワーク代表の藤永延代氏、大阪いちょうの会の新川眞一氏、府立高校教職員後援会の志摩毅氏が報告しました。
司会・進行した、たつみコータロー元参院議員・衆院近畿比例候補は、府民の運動と日本共産党のたたかいが、「万博・カジノはあかん」という世論をつくり出してきたと強調。「万博問題を国会で取り上げ、ストップさせたい。総選挙で日本共産党の躍進をつくり出そう」と呼び掛けました。
石川たえ府議と山中智子大阪市議が、維新府市政の現状に触れて特別報告。「万博・カジノではなく、暮らしと営業を守り、子育てを応援する府政こそ」(石川氏)、「府の言いなりに自治権すら忘れた大阪市を変えるため、日本共産党を大きく」(山中氏)と語りました。
「しんぶん赤旗」日曜版のスクープをきっかけに、自民党派閥の裏金問題を刑事告発した神戸学院大学の上脇博之教授がビデオメッセージを寄せ、「自民党そのものに期待できず、低調傾向が明らかな維新にとどめを刺すには、日本共産党の躍進が必要」と期待を語りました。
第2部では、清水ただし府副委員長(衆院近畿比例・大阪4区重複候補)が、アピール「日本共産党の躍進で希望あふれる日本と大阪を」の内容を説明しました。
自民党政治と維新政治を変える「二重のチャンス」が生まれている中、企業・団体献金や政党助成金を受け取らず、自民党政治の大本に切り込む綱領を持ち、草の根の運動と結び、共同の力で政治を動かす日本共産党が躍進してこそ、政治が変わると強調しました。
万博・カジノの中止、金権腐敗政治の根絶、全世代が安心して暮らせる社会保障、ジェンダー平等、9条を生かした平和外交など、党が目指す日本と大阪の姿を紹介。「比例を軸」に、大阪56万票、近畿ブロック120万票を勝ち取り、現有2議席を必ず確保し、10年ぶりに議席増を目指して「府民の皆さんと共にたたかおう」と語りました。
小選挙区候補15氏が決意表明。宮本たけし衆院議員(大阪5区候補)は、「今回の総選挙は、日本の前途と大阪の未来を切り開く非常に重要なたたかい」と強調。北欧では当たり前の学費無償化を一貫して求めてきたことに触れ、「日本共産党は『何でも反対』ではなく建設的対案の党。大阪5区の比例目標、4万6500票の達成へ頑張り抜く」と語りました。
駒井正男府委員長は閉会あいさつで、「自民党政治を変えたい」「維新政治を終わらせたい」という府民の願いに応える道が、日本共産党の躍進にあると強調。「比例は日本共産党と書いて下さい」との働き掛けを広げる中で、新たな党員と機関紙読者を増やし、総選挙での躍進を必ず勝ち取ろうと呼び掛けました。
(大阪民主新報、2024年10月06日号より)