是枝氏得票率36％の大善戦
忠岡町長選開票　当選は現職･杉原氏

　忠岡町長選が20日投開票され、日本共産党も参加する「明るい住民本位の忠岡町政をつくる会（明るい会）」が推薦する是枝綾子氏（61）＝日本共産党前町議＝は、２１６７票（得票率36・40％）を獲得し、大善戦しましたが、及びませんでした。当選は維新現職の杉原健士氏（63）。投票率は44・93％でした。
　是枝氏は、杉原町政が進める住民無視の産業廃棄物焼却施設の誘致計画は中止し、ごみ処理方式は近隣市と共同の広域化を目指すと公約。「17億円の基金は住民のために使うべき」と、学校給食の無償化はじめ保護者負担の軽減、国民健康保険料・介護保険料の引き下げなどを訴えました。
　明るい会は21日発表した声明で、選挙戦での訴えに住民から共感や期待が寄せられたとし、公約の実現と住民本位のまちづくりに向けて、住民と力を合わせて頑張るとしています。