おおさかナウ

2024年12月14日

永野市長の性加害
「岸和田の恥」「市長やめろ」
市民が怒りの抗議

永野市長への抗議宣伝をする市民=9日、岸和田市役所前

永野市長への抗議宣伝をする市民=9日、岸和田市役所前

 岸和田市の永野耕平市長(8日に大阪維新の会を離党)が、女性から性行為の強要などの被害を訴えられ、先月、女性に謝罪し、解決金500万円を支払って和解した問題で、市長に対し辞職を求める声が広がっています。定例市議会が開会した9日には、約50人の市民が市役所前に詰め掛け、抗議行動。市庁舎に向かって「性暴力は許さない」「市長は直ちにやめろ」と唱和しました。
 参加者は、「NO!」「人格無視の市長はイラナイ!」「自分の行動に反省もできない人に市長はまかせられません」「地位を利用した性暴力許さない セカンドレイプも言語道断 即辞めろ!!」など思い思いの言葉を書いたプラカードを掲げました。「岸和田に住んでいて、こんなに恥ずかしいことはない。退任していただきたい」、「今までどれだけ市民に嘘をつき続けてきたのか」、「信頼を失った市長は即座に退陣を決意すべき」と次々に訴えました。
 2022年の市長選挙で永野市長とたたかった山田英子さんは、「僕は何も悪いことはしていないと市長は言っているが、女性に性交渉を強要したこと、権力をかさに着てパワハラを行ったことは、みんな分かっている。直ちに退陣を」と述べました。
 参加者は抗議行動の後、各会派に要請。秘書室を訪れ、一人一人の怒りの一言が書かれたプラカードを手渡しました。

(大阪民主新報、2024年12月15日号より)

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