おおさかナウ

2016年05月22日

安倍政権終わらせ新しい政治を
シンポ・集会・街頭駆け巡り
わたなべ候補が連日奮闘
〝みんなの願いを国会に〟

訴えるわたなべ結・参院大阪選挙区候補=14日、守口市内

訴えるわたなべ結・参院大阪選挙区候補=14日、守口市内

 「力を合わせて安倍政権を終わらせ、市民の声が生きる新しい政治を切り開いていきましょう。みんなの願いを国会に結ぶために全力を尽くして頑張ります」。日本共産党のわたなべ結参院大阪選挙区候補は連日府内各地をかけめぐり7月の参院選で日本共産党の躍進をと訴えています。

 14日は午前中、大阪市西区で開かれた若者子育て集会に出席し、午後から女性集会で決意表明。続けて寝屋川、門真、守口の3市を駆け巡り街頭演説しました。

 「参院選は日本の針路が問われる重大な選挙です」。わたなべ候補はそう語り出し、集団的自衛権行使に道を開いた安保法制の強行成立に続き、憲法9条2項を改悪して自衛隊を「国防軍」とする自民党改憲草案の危険性を告発しました。
 「歴史から何を学び未来にどういう日本をつくるのか、私はこれまで何度も考えてきました」。大阪外国語大学に進み、東南アジアや韓国・中国を訪れ戦争の傷跡と向き合う機会が何度もあったと語ったわたなべ候補。武力をふりかざすのではなく、憲法9条の精神に立って医療・教育支援や貧困解決、紛争調停などで世界の平和に貢献することこそ、日本が果たす道だと強調し、「2度と戦争をしないと誓った憲法9条を改悪して国防軍を持つことは、日本を再び海外で戦争する国につくりかえることに他なりません。私は日本に生きる若い世代の1人として、戦争法で失う命を1つもつくりたくはないし、戦争をする未来を決して認めることはできません。安倍政権が描く戦争の道に対し、皆さんと力を合わせてノーの声を上げ続ける。どんなことがあっても勝ち抜いて、戦争法を廃止にする仕事をやらせてください」と訴えました。

 わたなべ候補は、介護のために仕事を辞めた男性や、高学費と奨学金に苦しむ親子の切実な声に触れながら、「この政治は、いったい誰のための政治なのでしょうか?」と問い掛けるとともに、軍事費が過去最高に膨張する一方で、社会保障や教育予算が削られる事態を告発し、「お金がないから社会保障や教育に予算を回せないのではなく、市民の暮らしに目を向ける温かい姿勢がないのが、今の政治の一番の問題だ」と強調。「若い人からお年寄りまで安心して暮らせる、暮らしを豊かにするために私たちの税金を使っていく、当たり前の政治に変えていこう」と述べ、比例代表で躍進し大阪選挙区で議席を勝ち取るために総力を挙げて戦い抜くと、気迫を込めて訴えました。

(大阪民主新報、2016年5月22日付より)

 

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