2017年01月01日
心に残るあの出会い
日本共産党衆院大阪小選挙区候補17氏に聞きました
来るべき衆議院選挙に向け、野党共闘の前進と日本共産党の躍進を目指す活動の先頭に立って奮闘している衆院大阪小選挙区候補の皆さんに、人生の転機になったこと、今も心に残っている出会いを聞きました。
真実探求すれば道開ける
大阪1区
しばやま 昇(のぼる)
今はなき京都市電のすたれた停留所。高校時代に「部落問題」の講座参加に利用、停留所で待つ間、未知の世界に足を踏み出すような不安を感じました。真実を探求すれば道が開ける、今思えば人生の転機となりました。
大阪1区=大阪市中央区、西区、港区、天王寺区、浪速区、生野区
わが子を育てて育てられ
大阪2区
石谷(いしたに)ひさ子(こ)
3人の我が子との「出会い」が私の生き方の転機に。彼らを育てながら、私が彼らに育てられてきました。私にはない社交性、運動能力、歌唱力(笑)などをそなえるようになった彼らは、常に私に刺激をくれる存在です。
大阪2区=大阪市阿倍野区、東住吉区、平野区
人間らしさ取り戻す言葉
大阪3区
わたなべ 結(ゆい)
折に触れ噛みしめる母からの言葉。「人間は機械じゃないねんで」。受験競争中の高三生の時、一分一秒も無駄にしたらあかんと時計ばかり過度に気にする癖がついた。私にとって人間らしさをとり戻すための大切な言葉。
大阪3区=大阪市住吉区、住之江区、西成区、大正区
背中押してくれた宮本氏
大阪4区
清水(しみず) ただし
喫茶店の兄ちゃんだった僕に政治の話を真剣に語ってくれたのが当時、共産党地区委員会専従だった宮本岳志衆院議員。入党をためらう僕に「いつか入るんやったらいま入れ!」と背中を押してくれました。
大阪4区=大阪市北区、都島区、福島区、東成区、城東区
働くとは〝ハタをラクに〟
大阪5区
北山(きたやま) 良三(りょうぞう)
高校を卒業するころ、父から言われた「はたらくとは、ハタをラクにさせること」という言葉。働くことの意味を教えられ、私の日本共産党員としての生き方の、大きな支えとなっています。
大阪5区=大阪市此花区、同西淀川区、同淀川区、同東淀川区
世界各地で戦争の傷跡を
大阪7区
村口(むらぐち) くみ子(こ)
留学先のオーストラリアで出会った、母が従軍慰安婦にされた方の話。その後世界各地を回り、戦争や紛争の傷跡、現状を見て回った。人生を模索していたが、自分の場所で平和を守る行動を続ける決意を固めた。
大阪7区=吹田市、摂津市
「カサブランカ」主人公に
大阪8区
あらい 真(まこと)
学生時代に見た映画カサブランカ。主人公は「僕には君との幸せな思い出がある」と言って、かつての恋人とその夫の逃亡を助け、自らはナチ占領下に残り反ナチ運動へ。「こんなカッコイイ男になりたい」と感動!
大阪8区=豊中市
個性を引き出してくれた
大阪9区
山元(やまもと) たけし
「出るとこ出るよ」と男気出して?私たちを守ってくれました。子どもたちの個性を引き出し、勉強は楽しいものだと教えてくれました。小学校3・4年の担任、森絹子先生と出会わなければ、今の私はありません。
大阪9区=池田市、茨木市、箕面市、豊能町、能勢町
いつも「共感力」を大事に
大阪11区
みわ 智之(ともゆき)
「共感力」―相手の思いに寄り添い、あせらず、あきらめず、ゆっくり、ていねいに。私が、どんな時でも大事にしている言葉です。一人ひとりとの出会いを大切に、エネルギーにして市民の声が届く政治へ頑張ります。
大阪11区=枚方市、交野市
党専従を決意させた言葉
大阪12区
松尾(まつお) まさのり
働きやすい職場へと労働運動に情熱を燃やしていた25歳の時、「党専従に」と話がきました。「職場を変えたい」と固辞していた私、「政治を変えれば職場も変わる」。この一言で専従に。その思いを実現する決意です。
大阪12区=寝屋川市、大東市、四條畷市
「思春期の峠」に感銘受け
大阪13区
長岡(ながおか) よしかず
「揺れつ戻りつ思春期の峠」(高垣忠一郎著)。学生時代には「なんと自分たちのことを理解してくれているんだ」と感銘を受け、子育て中には「ありのままの子どもを認める」ことを教えてもらいました。
大阪13区=東大阪市
キング牧師の言葉に涙が
大阪14区
小松(こまつ) ひさし
暴力は平和をもたらしはしない、単にもっと複雑な問題をつくり出すに過ぎない―キング牧師の言葉に涙がとまらず卒論を仕上げた時を忘れない。道理の力で、まじめに生き働く人が報われる社会に、と心に誓う。
大阪14区=八尾市、柏原市、羽曳野市、藤井寺市
多喜二のように生きたい!
大阪15区
ため 仁史(きみひと)
大学に入学してすぐ学生運動に参加。小林多喜二全集を読む。そして府会議員の柳河瀬精氏と出会う。その人生、後姿が多喜二とダブる。私の人生が決まった。迷ったら振り返る。多喜二のように生きたい!
大阪15区=堺市美原区、富田林市、河内長野市、松原市、大阪狭山市、太子町、河南町、千早赤阪村
励ましてくれた学童っ子
大阪16区
田中(たなか)ひろみ
学童保育の新米指導員でキャッチボールもできなかった私。「初めっから何でもできる人はおらん。だから努力するんや」と励ましてくれた3年生のF君の言葉。21年の指導員生活の支えに、この子たちの未来守りたいが原点に。
大阪16区=堺市堺区、同東区、同北区
明るく楽しく生きようと
大阪17区
藤本(ふじもと) さちこ
中学の頃、井上ひさしさんが好きで「いろいろあるけど明るく楽しく生きよう」と。大震災、原発事故、TPP、今の日本を見たら何と書いたでしょうか。憲法への思いをしっかり受け取って先に繋げていきたいです。
大阪17区=堺市中区、同西区、同南区
分かれ道では困難な方を
大阪18区
やの 忠重(ただしげ)
「分かれ道に出会った時は、困難な方を選べ」と党の大先輩が言いました。党の困難な時代を生き抜き、今の党を築いてきた人の実感のこもった言葉だと受け止めました。私もそうあろうと頑張っています。
大阪18区=岸和田市、泉大津市、和泉市、高石市、忠岡町
夢中で読んだケストナー
大阪19区
北村(きたむら) みき
小学生の頃夢中で読んだ『エーミールと探偵たち』『飛ぶ教室』のエーリヒ・ケストナー。「子どものことを本当にわかる、こんなおとなになりたい」と思った。彼が自由を愛し、ナチスに屈しなかったと、後で知った。
大阪19区=貝塚市、泉佐野市、泉南市、阪南市、熊取町、田尻町、岬町
(大阪民主新報、2017年1月1日・8日付より)