おおさかナウ

2017年04月30日

外交努力で衝突回避を
北朝鮮問題 安倍首相の姿勢を批判
宮本衆院議員らが訴え

聴衆に向かって手を上げる、左から新川氏、宮本氏、やの氏=4月23日、和泉市内

聴衆に向かって手を上げる、左から新川氏、宮本氏、やの氏=4月23日、和泉市内

 日本共産党は4月22日に大阪7区、23日に18区、19区で演説会を開催。宮本たけし衆院議員・近畿比例候補が各小選挙区候補らと共に、来るべき総選挙で、野党共闘勝利と共産党躍進で安倍政権と維新政治を退場させようと訴えました。

 JR和泉府中駅前で行われた18区の街頭演説で宮本氏は、北朝鮮に対し、軍事力行使も含む選択肢があるとするトランプ米大統領を、安倍首相が「高く評価」としたことを厳しく批判。「これほど国民の命と財産に責任を持たない政権はない。一刻たりとも安倍政権を暴走させてはならない」と訴えるとともに、国会で自ら繰り返し追及してきた森友学園問題について報告。安倍政権と維新府政が、教育勅語を子どもたちに教える学校を「手に手をとって応援してきた」と指摘し、「戦争への道をひた走る安倍内閣に私たちの未来を託すわけにはいかない。安倍内閣を打倒して、市民と野党の共闘で新しい政治を切り開こう」と呼び掛けました。

 やの忠重18区候補は、「憲法に違反し、人権を踏みにじる暴走政権、モラル崩壊政権は一刻も早く退陣に」と訴え、安保法制に反対する泉州法律家の会の新川眞一事務局長も「全選挙区で野党統一候補を擁立し、必ず国会に送りだそう」と訴えました。

 車いすで参加した市峪三春さん(94)は兵隊として旧満州に行き、シベリア抑留も経験しました。「戦時中に行われた教育を繰り返してはいけない。必ず野党共闘を成功させてもらいたい」と話していました。

 

(大阪民主新報、2017年4月30日・5月7日付より)

 

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