おおさかナウ

2017年10月29日

改憲阻止し共闘さらに
日本共産党 宮本・清水・渡部氏が決意

 衆院選の投開票から一夜明けた23日朝、比例代表近畿ブロックで4選を果たした日本共産党の宮本岳志氏、同候補としてたたかった清水忠史前衆院議員(大阪4区重複)、渡部結(同3区重複)の三氏が、大阪市北区のJR大阪駅前で街頭演説を行いました。市民と野党の共闘、日本共産党への支援にお礼を述べるとともに、安倍政権が狙う憲法改悪に反対し、公約実現に全力を挙げる決意を表明しました。

街頭演説に立つ(右から)清水、渡部、宮本の各氏=23日、大阪市北区内

街頭演説に立つ(右から)清水、渡部、宮本の各氏=23日、大阪市北区内

 宮本氏は、希望の党への民進党の吸収など逆流・分断の中でも、市民と野党の共闘が全体として前進したと述べ、今後もぶれずに共闘を進めたいと強調。「安倍政権とその補完勢力がたくらむ9条改憲に何としてもストップを。日本共産党は戦前・戦後を通じて戦争反対を貫いてきた党として、憲法を守り抜くために全力を尽くす」と述べました。

 清水氏は、大阪4区の市民と野党共同候補として、社民党、新社会党、緑の党から支援を受け、市民連合とともに選挙に挑んだことは「初めての体験」と報告。現職時代に国会論戦で取り上げてきたカジノ反対、働くルールの確立など、「国政と大阪府民、近畿の人々の要求を結び、実現していくために頑張り続ける」と表明しました。

 大阪3区で市民と野党共同の候補としてたたかった渡部氏は、「市民と野党の共闘こそ政治を変える力、希望だと確信した」と力説。9条改憲はじめ安倍政権の新たな暴走に対し、大阪で草の根から共闘を発展させ、「憲法に則った、民主主義が大切にされるまともな政治を取り戻すために、引き続き力を尽したい」と決意を語りました。

 

(大阪民主新報、2017年10月29日付より)

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