おおさかナウ

2018年02月11日

安倍9条改憲NO 3千万署名成功を
「変えた方がいい」→「変えない方がいいかも」
若者と対話し署名推進 3千万署名

〝人殺し嫌や、戦争嫌や〟
共産党阪南地区

 日本共産党阪南地区委員会は、阪南地域の高校、大学前、駅前などで青年との対話を重ね、民青同盟のシールアンケートとともに、安倍改憲NO!全国3千万署名宣伝行動を進めています。

 12月、南海泉大津駅前で行った宣伝では、安倍首相が2020年までに憲法9条を変えると言っていることをどう思うかの問いに、「変えないでほしい」13人、「急ぐ必要はない」8人、「変えてほしい」0人で、「北朝鮮とアメリカ怖い。話し合いで解決してほしい」の声が圧倒的でした。

9条で平和が守られてきた

日本共産党阪南地区では、民青同盟のシールアンケートや3千万署名で、学生との対話を進めています

日本共産党阪南地区では、民青同盟のシールアンケートや3千万署名で、学生との対話を進めています

 貝塚市の公立高校前の宣伝では、「戦争あかんで絶対」と自転車で通り過ぎた生徒が、戻って来て署名。フェンス越しにサッカー部員らが、「何やってるん?」と尋ねてきて、説明すると、「変えんといてほしい。人殺し嫌や、戦争嫌や」と口々に言い、フェンス下から受け取った署名用紙にサインしました。

 南海泉大津駅前では、高校3年生の男子生徒が、「今まで9条があったから平和が保たれてきたのに、変えたらろくなことにならないことは目に見えていますよね」と話していました。

 高石市の公立高校前での宣伝では、「9条は変えたほうがいい」にシールを貼った3年生の男子生徒と対話しました。生徒は、戦争法、共謀罪、ブラック企業、ブラックバイト、トランプ米大統領、安倍首相の言動、原発について気になっているとアンケートにチェック。自分の思いを話し、民青同盟の「社会問題をどう解決するかみんなで考える」に「いいですね」と共感を寄せました。

北朝鮮のこともあるから…

 1月、和泉市の私立大前で行った宣伝では12人が署名。自衛隊の海外派遣の問題で対話になった学生は、「自分の身内やったら悲しいけど、誰かが行かないとしょうがない」と話したのに対して、「海外派遣の自衛官53人が自殺してんで」など言うと、「え!ほんまですか!うそでしょ」とやりとり。

 「北朝鮮のことがあるから(憲法)変えたほうがいいかな」という1年の男子学生に、対話による外交的な努力で紛争を解決するという世界の流れの話をすると、「確かに。アメリカについて行くほうが危ないし、核兵器のことでは日本もおかしい。変えんほうがいいかも。頑張ってください」との対話もありました。

分かりやすく伝えるものを

 高石市の私立大学前では、「憲法9条って何ですか?」「難しくてよく分からない」「パンフレットを読んで勉強します」などの声が多かったことから、参加者は、「そもそも憲法9条とは何なのか。今何が問題になっているのかを分かりやすく伝えるものが求められていると感じた」と話していました。


  (大阪民主新報、2018年2月11日号より)

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